サービス オプションの属性に基づく条件

サービス オプションは、サービス オプション要素の行で構成されます。 サービス オプションの条件は、それが属するサービス オプション グループのコンテキスト内で作成します。

サービス オプションとサービス オプション要素については、照合関数を使用する条件を指定できます。

サービス オプションに基づいた条件の指定では以下の属性を使用できます。

category

category_class

category_subclass

code

estimatedCost

external_id

keywords

status

track_as_asset

以下の属性について簡単に説明します。

category、category class、category subclass

category、category class、category subclass の値を使用するには、category.xml という名前のファイルを参照し、条件に使用する値を確認します。 このファイルは、CA Service Catalog のローカライズされたバージョンごとに異なるフォルダに位置します。 たとえば、英語版(icusen)の場合、category.xml ファイルの場所は %USM_HOME%\view\webapps\usm\locale\icusen\billing フォルダです。

このファイルは、オペレーティング システムの言語によって異なる場合があります。 このファイルの詳細については、「Implementation Guide」を参照してください。

estimatedCost

リクエストのサービス内のサービス オプションの概算コストを指定します。 リクエストがサブミットされたら、カタログ システムではこのコストが計算されます。

リクエストのサービス内のサービス オプションのコストを知るには、[ホーム]-[リクエスト]を選択し、対象のサービス オプションが含まれるリクエストの詳細を表示します。

external_id、code、keywords

サービス ビルダでは、サービスのサービス オプション グループのサービス オプション要素を定義する際に、external_id、code、keywords という名前の属性の値を指定します。 サービス ビルダは通常、特にサービスの分類において、これらの属性を使用して、サービスに関するメタ データを追加します。

CA Service Catalog GUI を使用すると、サービス オプションの external_id、code、keyword の値を以下のように確認できます。このためには[サービス ビルダ]をクリックして、対象のサービス オプション グループを開きます。 そのサービス オプション グループで、確認するサービス オプション要素を開きます。 [サービス オプション要素]ダイアログ ボックスで、[オプション]タブをクリックし、external_id、code、keyword フィールドの値を確認します。

track_as_asset

このサービス オプションを CA APM 内のアセットとして追跡すべきかどうかを示す数値を以下のように指定します。

0 - いいえ

1 - はい

: この属性は、CA Service Catalog が CA APM と統合されている場合のみ関係します。

CA Service Catalog GUI を使用し、[サービス オプション要素]ウィンドウの[オプション]タブで、特定のサービス オプションがこの属性を使用しているかどうかを確認できます。 そのためには、前述の属性(external_id、code、keywords)での説明に従ってこのウィンドウにアクセスし、[アセットとして追跡]フィールドの値を確認します。

サービス オプション グループの行番号としてのサービス オプション

条件に使用されるサービス オプションは、サービス オプション グループ内の行番号によって識別します。 CA Service Catalog GUI でこの行番号を検索するには、[サービス ビルダ]ー[サービス オプション グループ]を選択し、対象のサービス オプション グループを開きます。

その場合、グループ内の各サービス オプションがテーブルに表示され、1 つのサービス オプションごとに 1 行が含まれます。 条件では、対象のサービス オプションの行番号を指定します。 たとえば、行 2 に「Windows Server」という名前のサービス オプションが含まれる場合、このサービス オプションを条件に含めるには、$(_.sog['sogname']serviceoption[2] を指定します。

デフォルトでは、serviceoption[1] は、このサービス オプションがリクエスト者によって明示的に選択され、自動的にサービスに含まれたものではないことを示します。

フォーマット

照合関数を含む条件には以下の形式を使用します。

$(anySoWith('attribute',operator,'value'))

照合関数のない条件には以下の形式を使用します(スペースなし)。

$(_.sog['sogname'].serviceoption[rownumber] operator 'value' )

両方の形式で、文字列値は一重引用符で囲み、数値は引用符なしで入力します。

たとえば、以下の例を考えてみます。

照合関数の例

たとえば、以下の例を考えてみます。