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dpmhv-setSysprepProperties(Cmdlet)コマンド -- 仮想ディスクを作成する

dpmhv-setSysprepProperties コマンドを使用すると、仮想ディスク イメージを作成できます。

このコマンドの形式は、以下のとおりです。

dpmhv-setSysprepProperties 
-host hostname 
-vm vmname|-vmid vmguid|-jobref job 
[-computerName computerName] 
[-ip4addr ip4addr] 
[-ip4dhcp ip4dhcpInt] 
[-ip4mask ip4mask] 
[-ip4gw ip4gw] 
[-ip4metric ip4metric] 
[-ip4dns ip4dns]
[-disableAdmin] 
[-adminPass adminPW] 
[-autoLogon alcnt]
[-duplicatorString dupstr]
[-timeZone timezone]
[-productKey key]
[-userName UserName]
[-organization orgname>]
[-domain domname]
[-domainAdmin domad] 
[-domainAdminPass dompw]
[-workgroup wgname]
[-adminUser adminUser]
[-adminUserPass adminUserPW]
[-custom custom]
-host hostname

Hyper-V Server ホストの名前を指定します。

デフォルト: $$HVHost

-vm vmname

VM の名前を指定します。

-vmid vmguid

VM の一意の ID を指定します。

-jobref job

非同期ジョブのジョブ ID を指定します。

注: 非同期ジョブの実行を完了する際、Hyper-V はジョブ情報を数分間(5 分間)保持します。この保持時間が経過するとこの情報は無効になります。

-computerName computerName

(オプション)コンピュータの名前を指定します。 このパラメータをサポートするには、Sysprep ツールを使用するイメージが必要です。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。

デフォルト: Null

-ip4addr ip4addr

(オプション)VM のインターフェースに割り当てる静的 IPv4 アドレスを指定します。 特定のインターフェースの IP アドレスを設定するには、IP アドレスの前に、既知のインターフェース名と区切り記号として「#」が付けられます。 たとえば、
-ip4addr "Local Area Connection#192.168.1.200" などです。 テンプレート イメージに複数のネットワーク アダプタがある場合、IP アドレスは最初のインターフェースに割り当てられます。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。

デフォルト: ""

-ip4dhcp ip4dhcpInt

(オプション)VM の特定のインターフェースの DHCP をオンにするオプションを指定します。 このオプションにはインターフェース名も指定できます。 たとえば、
-ip4dhcp "Local Area Connection" などです。テンプレート イメージに複数のネットワーク アダプタがある場合、最初のインターフェースの DHCP がオンになります。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。

デフォルト: local

-ip4mask ip4mask

(オプション)VM に割り当てるサブネット マスクを指定します。 このオプションは、
-ip4ddr オプションと共に使用されます。 インターフェース名を
-ip4addr オプションに指定する場合、このオプションにも同じインターフェース名を使用する必要があります。 このパラメータをサポートするには、Sysprep ツールを使用して作成された Windows イメージが必要です。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。

デフォルト: ""

-ip4gw ip4gw

(オプション)VM のゲートウェイを設定するオプションを指定します。 このオプションは、-ip4ddr オプションと共に使用します。 このパラメータをサポートするには、Sysprep ツールを使用して作成された Windows イメージが必要です。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。

注: インターフェース名を
-ip4addr オプションに指定する場合、このオプションにも同じインターフェース名を使用する必要があります。

デフォルト: ""

-ip4metric ip4metric

(オプション)VM に設定するインターフェース メトリックを指定します。 このオプションは、-ip4ddr オプションと共に使用します。 インターフェース名を
-ip4addr オプションに指定する場合、このオプションにも同じインターフェース名を使用する必要があります。 このパラメータをサポートするには、Sysprep ツールを使用して作成された Windows イメージが必要です。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。

デフォルト: 1

-ip4dns ip4dns

(オプション)VM に設定する DNS サーバを指定します。 このオプションは、-ip4ddr オプションと共に使用します。 インターフェース名を
-ip4addr オプションに指定する場合、このオプションにも同じインターフェース名を使用する必要があります。 このパラメータをサポートするには、Sysprep ツールを使用して作成された Windows イメージが必要です。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。

デフォルト: ""

-disableAdmin

(オプション)VM のデフォルトの管理者アカウントを無効にするオプションを指定します。 このパラメータをサポートするには、Sysprep ツールを使用して作成された Windows イメージが必要です。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。

-adminPass adminPW

(オプション)このオプションは、VM のデフォルト管理者アカウントのパスワードを設定するために使用されます。 このパラメータをサポートするには、Sysprep ツールを使用して作成された Windows イメージが必要です。 非同期実行の場合、このパラメータは無視されます。

注: このオプションを正常に設定するには、Sysprep ツールを使用して、Windows Server 2003 の管理者パスワードを空に設定します。

デフォルト: Null

-autoLogon alcnt

(オプション)デフォルト管理者アカウントを使用して自動的にログインするために、作成するアカウント数を設定するオプションを指定します。 このアカウントは Sysprep プロセスの完了後に作成されます。 hyperv_sp_dupstr このパラメータをサポートするには、Sysprep ツールを使用して作成された Windows イメージが必要です。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。

デフォルト:
-1

-duplicatorString dupstr

(オプション)VM のレジストリに設定するシステム デュプリケータの名前を指定します。 このパラメータをサポートするには、Sysprep ツールを使用して作成された Windows イメージが必要です。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。

デフォルト: Null

-timeZone timezone

(オプション)テンプレートを使用して作成された VM が使用するタイム ゾーンを指定します。 このパラメータをサポートするには、Sysprep ツールを使用して作成された Windows イメージが必要です。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。

デフォルト:
-1

-productKey key

(オプション)VM の Windows 製品アクティベーション キーを指定します。 このパラメータをサポートするには、Sysprep ツールを使用して作成された Windows イメージが必要です。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。

デフォルト: Null

-userName UserName

(オプション)Windows 内部の VM のライセンスが付与されているユーザ名を指定します。 このパラメータをサポートするには、Sysprep ツールを使用して作成された Windows イメージが必要です。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。

デフォルト: Null

-organization orgname

(オプション)Windows コピー内部の VM のライセンスが付与されている組織を指定します。 このパラメータをサポートするには、Sysprep ツールを使用して作成された Windows イメージが必要です。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。

デフォルト: Null

-domain domainname

(オプション)VM のドメイン名を指定します。 このパラメータをサポートするには、Sysprep ツールを使用して作成された Windows イメージが必要です。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。 ドメインとワークグループの仕様を同時に指定することはできません。

デフォルト: Null

-domainAdmin domad

(オプション)ドメインに作成するドメイン管理者のユーザ アカウントを指定します。 このパラメータをサポートするには、Sysprep ツールを使用して作成された Windows イメージが必要です。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。

デフォルト: Null

-domainAdminPass dompw

(オプション)ドメインに作成するドメイン管理者ユーザ アカウントのパスワードを指定します。 このパラメータをサポートするには、Sysprep ツールを使用して作成された Windows イメージが必要です。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。

デフォルト: Null

-workgroup wgname

(オプション)VM 用に作成するワークグループを指定します。 このパラメータをサポートするには、Sysprep ツールを使用して作成された Windows イメージが必要です。 ドメインとワークグループの仕様を同時に指定することはできません。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。

デフォルト: Null

-adminUser adminUser

(オプション)デフォルトの Administrators グループの一部として作成する管理者ユーザ名を指定します。 このパラメータをサポートするには、Sysprep ツールを使用して作成された Windows イメージが必要です。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。

デフォルト: Null

-adminUserPass adminUserPW

(オプション)デフォルトの Administrators グループの一部として作成する管理者ユーザ アカウントのパスワードを指定します。 このパラメータをサポートするには、Sysprep ツールを使用して作成された Windows イメージが必要です。 このオプションは、コマンドを非同期で実行する場合は無効です。

デフォルト: Null

-custom custom

(オプション)Sysprep プロセスの最後に実行する、カンマ区切りのカスタム コマンドのリストを指定します。 このパラメータには、Sysprep の Windows イメージが必要です。 非同期実行の場合、このパラメータは無視されます。

デフォルト: Null

戻り値

dpmhv-setSysprepProperties が同期で実行される場合、このコマンドは空文字列を返します。 非同期で実行される場合、ジョブ ID を表す文字列が dpmhv-getJobErrorInfo、dpmhv-getJobInfo、または dpmhv-getJobStatus に渡されます。 実行中にエラーが発生した場合は例外がレポートされます。

例: 仮想ディスクを作成する

この例では、2 GB の動的な仮想ディスクを作成します。

dpmhv-createVirtDisk -host hvserver -path C:¥VMDisks¥hdd.vhd -type dynamic -sizeGB 2