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dpmhv-importVMEx(Funclet)コマンド -- VM をコピーおよびインポートする

dpmhv-importVMEx コマンドを使用すると、dpmhv-exportVMEx コマンドを使用してエクスポートされた、エクスポート済みの VM をインポートしてコピーできます。 エクスポートされた VM とは異なる場所に VM をインポートする場合は、何度も VM をインポートできます。

このコマンドの形式は、以下のとおりです。

dpmhv-importVMEx 
-host hostname 
-path pathname 
[-dest dest] 
[-vm vmname]
[-nonewid]
[-async]
[-retval] 
[-silent]
-host hostname

Hyper-V Server ホストの名前を指定します。

-path pathname

インポートしてコピーする VM のパスを指定します。

-dest dest

VM をインポートしてコピーするデスティネーション パスを指定します。

-vm vmname

VM の名前を指定します。

-nonewid

(オプション)インポートする VM に対して一意の GUID を生成しないように指定します。 インポートされた VM には、ソース VM(エクスポートされた VM)と同じ GUID があります。 同じ GUID を持つ VM が 2 つあると競合が発生するため、お勧めできません。

-async

(オプション)コマンドを非同期で実行するには、このオプションを指定します。 デフォルトでは、このコマンドは同期して実行されます。

注: このオプションを実行する前にこのコマンドの実行が完了した場合、操作ステータスの確認に使用するジョブ ID が返されます。

-retval

後で処理できるように値を返します。

-silent

画面に出力しないように指定します。

戻り値

dpmhv-importVMEx が同期で実行される場合、このコマンドは空文字列を返します。 非同期で実行される場合、ジョブ ID を表す文字列が dpmhv-getJobErrorInfodpmhv-getJobInfo、または dpmhv-getJobStatus に渡されます。 同期モードで実行中にエラーが発生した場合、このコマンドはエラー コードを返してエラーをレポートします。

例: VM をインポートする

この例では、dpmhv-exportVMEx コマンドを使用してエクスポートされた VM をインポートします。

dpmhv-exportVMEx -host hvserver -vm TestVM -dest c:¥Ex¥MyVM -nosubdir
dpmhv-importVMEx -host hvserver -path c:¥Ex¥MyVM -dest C:¥VMs¥TestVM1 -vm TestVM1

さらに、dpmhv-importVMEx コマンドを発行して、最初にエクスポートされた VM から複数の VM を作成できます。