前のトピック: dpmhd getstatus コマンド -- チケットのステータスの取得次のトピック: dpmhd setattribute コマンド -- チケットの属性の設定


dpmhd open コマンド -- ヘルプ デスク チケットのオープン

dpmhd open コマンドは、新しいヘルプ デスク チケットをオープンします。

このコマンドの形式は、以下のとおりです。

dpmhd open [-sc sc_url] -summary summarytext [-description descriptiontext] [-affected_user username] [-entity_name entityname] [-type tickettype] [-template templatename] [-pre] [-post][-locale iso629value]
-sc sc_url

(オプション)サービス コントローラ ホスト用の URL を定義します。

例: https://hostname:port/...

hostname

サービス コントローラがインストールされている完全修飾ホスト名を定義します。

例: localhost.ca.com

port

サービス コントローラ ホスト用のリスニング ポートを定義します。

例: 80

-summary summarytext

チケットをオープンする理由について、簡単な説明を定義します。

-description descriptiontext

(オプション)チケットをオープンする理由を指定します。

-entity_name entityname

(オプション)ヘルプ デスク システムで既知の設定項目とチケットの照合に使用するサーバまたはサービスの名前を定義します。 設定項目のホスト名がエンティティ名と同じ場合、チケットはその設定項目に関連付けられます。

-affected_user username

(オプション)このチケットに関連付けられているエンド ユーザを定義します。

-type tickettype

(オプション)オープンするチケットのタイプを定義します。 このパラメータは、-template パラメータと共に指定する必要があります。 タイプを指定しない場合は、ヘルプ デスク システムで設定されているデフォルトのチケットが使用されます。 サポート対象のチケット タイプは、ヘルプ デスク システムの設定によって決まります。 たとえば、ITIL サポートの CA SDM を設定する場合、変更要求、インシデント、問題、リクエストのチケット タイプがサポート対象となります。

-template templatename

(オプション)チケットをオープンするときに使用するテンプレートの名前を定義します。 テンプレートにはデフォルト チケット設定が含まれます。 テンプレート オプションを使用する場合、チケット タイプでテンプレートを特定できるようにする必要があります。

-pre

(オプション)操作を実行する前にイベントを生成するかどうかを指定します。

-post

(オプション)操作を実行した後でイベントを生成するかどうかを指定します。

-locale iso639value

(オプション)デフォルトの英語出力より優先させるロケールを、IS0 639_3166 の組み合わせ(たとえばフランス語の場合は fr_FR)で指定します。コマンド プロンプトのロケールを使用する場合は「native」を指定します。