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保守モードの設定

SystemEDGE エージェントは、すべてのモニタ エントリの処理とトラップの送信が停止される保守モードで実行できます。 保守モードは、エージェントのシステムの計画休止を実施するときに、虚偽のアラーム トラップの受信を回避したい場合に有用です。

保守モードでは、エージェントはメトリックの収集と SNMP 要求への応答を続行しますが、すべてのモニタと履歴の収集の処理を中断します。 エージェントは、外部に対してすべてのモニタの行ステータスを notInService としてレポートしますが、内部では正しい行ステータスを維持します。 エージェントは、保守ウィンドウの開始時にすべてのモニタの現在値を保存し、保守ウィンドウの終了時にそれを現在値と比較して、必要な場合は現在値に対応するトラップを送信します。

保守モードを有効にするには、sysedge.cf ファイルに以下の行を追加します。

sysedge_maintenance

設定ファイルで保守モードを管理するより、CA Server Automation マネージャ インターフェースの保守モード制御を使用する方が効率的です。 インターフェースから保守モードを切り替えることでき、設定を変更すると自動的に設定ファイルが更新され、展開されます。 CA Server Automation を使用して設定すると、エージェントは完全な再起動ではなくウォーム スタートを実行します。 CA Server Automation で保守モードを有効にする方法の詳細については、「CA Server Automation 管理ガイド」およびオンライン ヘルプを参照してください。