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連邦情報処理規格(FIPS)モードの設定

sysedge_fips_mode パラメータを使用して、SystemEDGE エージェントの暗号化処理方法を設定できます。 以下の 3 つの暗号化方式が利用可能です。

暗号化モードを設定するには、以下のように sysedge.cf ファイルに sysedge_fips_mode パラメータを含む行を追加します。

sysedge_fips_mode <method>
method

使用する暗号化のタイプを指定します。 以下のオプションを使用できます。

0

CA eTrust 公開鍵インフラストラクチャ ライブラリが有効になります。この方式が失敗する場合は、最小限のセキュリティを提供する内部ソリューションに戻ります。

1

FIPS 準拠の暗号化が有効になります。この方式が失敗する場合は、方式 0 に戻ります。 これは、パラメータを設定しなかった場合のデフォルトです。

2

エージェントが FIPS のみのモードで動作することを指定します。 RSA BSAFE Crypto-C Micro Edition FIPS 準拠ライブラリが有効になります。失敗する場合は、暗号化を実行しません。

たとえば、FIPS 認定プロトコルと FIPS 認定ライブラリのみを使用してエージェントを実行するには、以下の行を入力します。

sysedge_fips_mode 2

FIPS 暗号化を有効にする方法の詳細については、付録「FIPS 140-2 の暗号化」を参照してください。