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TCP 接続テスト

TCP 接続テストでは、TCP を介してサーバのポートに接続するのに必要な時間をモニタリングします。 これにより、TCP サービスが実行されているかどうか、およびネットワーク接続が存在するかどうかを確認することができます。

オプションと引数

TCP 接続テストには、以下のテスト固有のオプションと引数が必要です。

これらのオプションと引数は、テストを作成または変更するときに指定します。

この例を使用して、60 秒ごとにシステム nfsserver.yourdomain のポート 2049 に接続するのに必要な時間をモニタリングするテストを作成します。 テストでは、正常に応答するまで最大 5 秒待機し、最後の 600 秒(10 分)間のレスポンス時間および可用性の統計を算出します。

ポリシー内に新しいテストを作成する方法

  1. [テスト モニタ]ツールバーの[+](新規)をクリックします。

    [新規テスト]ペインが表示されます。

  2. [テスト タイプ]リストで[TCP Connect]を選択します
  3. [説明]フィールドに「nfsserver.yourdomain_tcp」を指定します。
  4. [テスト名]フィールドに「TCP Connection Test」を指定します。
  5. [テスト間隔]フィールドに「60」を指定します。
  6. [テスト タイムアウト]フィールドに「5」を指定します。
  7. [間隔当たりのサンプル数]フィールドに「1」を指定します。
  8. [統計ウィンドウ]フィールドに「600」を指定します。
  9. [デスティネーション]フィールドに「nfsserver.yourdomain.com」を入力します。
  10. [ポート]フィールドに「2049」を指定します。
  11. その他すべてのフィールドで、デフォルトを受け入れます。
  12. [テストの保存]をクリックします。

変更をコミットすると、SRM によって以下のようなエントリが svcrsp.cf ファイルに追加されます。

{
index=90 
type=tcpconnect
desc="nfsserver.yourdomain_tcp"
args=" " 
dest="nfsserver.yourdomain:2049" 
interval=60 
samples=1 
timeout=5 
window=600 
tos=0 
limit=0 
status=active 
name="TCP Connection Test"
class=""
context=""
flags="1"
loglevel=1
}

TCP 接続テストの実行時に発生する可能性があるエラーについては、「一般エラー コード」を参照してください。