dpmvc cycle コマンドは VM の電源オン、電源オフ、リセット、中断を行います。
このコマンドの形式は、以下のとおりです。
dpmvc cycle
[-sc sc_url]
-powerop {poweron|poweroff|reset|suspend|shutdown guest}
-datacenter_name datacentername
-vm_name vmname
[-vc_server vcserver]
[-vc_user vcuser]
[-vc_password vcpassword]
[-auth_file authorizationfilename]
[-auth_comp componentID]
[-wait [timeout]]
[-pre]
[-post]
[-ws_user wsuser]
[-ws_password wspassword]
[-prompt {yes|no}]
[-encrypted_password {yes|no}]
[-locale iso639value]
(オプション)サービス コントローラ ホスト用の URL を定義します。
例: https://hostname:port/...
サービス コントローラがインストールされている完全修飾ホスト名を定義します。
例: localhost.ca.com
サービス コントローラ ホスト用のリスニング ポートを定義します。
例: 80
VM 上で実行する電源操作を指定します。 オプションは、以下のとおりです。
VM の電源をオンにします。
VM の電源をオフにします。
VM をリセットします。
一時的に VM を停止します。
ゲスト OS を正常にシャットダウンします。
VM が存在するデータ センターを指定します。
VM を指定します。
複数の vCenter Server がある場合にアクセスする vCenter Server を指定します。 単一の vCenter Server 環境の場合はオプションです。
(オプション) vCenter Server のユーザ ID を指定します。 グローバル認証情報が有効な場合はオプションです。
(オプション) vCenter Server のユーザ ID のパスワードを指定します。 このオプションを省略すると、デフォルトの認証ファイルまたは特定の認証ファイル(-auth_file オプション)が指定されている場合は、ユーザ(-vc_user オプション)の暗号化されたパスワードとコンポーネント(-auth_comp オプション)が取得されます。
(オプション)暗号化されたパスワードの取得に使用する認証ファイルの名前をフル パスで指定します。 このファイルには、dpmutil 認証情報設定コマンドを使用して生成した CA Server Automation 管理者の認証情報が含まれます。 このオプションを指定しないと、デフォルトの認証ファイルが使用されます。
(オプション)グループ ホストとユーザに対して使用できるコンポーネント ID を指定します。
(オプション)ジョブ ステータスを表示し、操作が完了、失敗、またはタイムアウト(timeout の値を指定している場合)するまで待機するかどうかを指定します。 このオプションを指定しない場合、CLI は完了を待たずに戻ります。 応答がない場合、オプションの timeout の値(分)がタイムアウトするまでの時間となります。 timeout の値を指定せずに wait オプションを入力すると、CLI は caimgconf.cfg ファイルのデフォルト待機時間の 120 分を使用します。 任意の正の整数のほかに、timeout には以下の値も使用できます。
タイムアウト値はありません。
完了するまで待機します。
(オプション)操作を実行する前にイベントを生成するかどうかを指定します。
(オプション)操作を実行した後でイベントを生成するかどうかを指定します。
(オプション) VC プラットフォーム管理モジュール(PMM)に接続する Web サービスのユーザ名を指定します。
(オプション) VC プラットフォーム管理モジュール(PMM)に接続する Web サービス ユーザのパスワードを指定します。
(オプション) Web サービスのユーザ ID とパスワードの入力を要求するかどうかを指定します。
デフォルト: Yes
(オプション) VC ユーザ パスワードを暗号化するかどうかを指定します。
デフォルト: Yes
(オプション)デフォルトの英語出力より優先させるロケールを、IS0 639_3166 の組み合わせ(たとえばフランス語の場合は fr_FR)で指定します。コマンド プロンプトのロケールを使用する場合は「native」を指定します。
例: データ センターに複数の vCenter Server がある場合、VM の電源をオフにする
以下の例は、特定の vCenter Server から VM の電源をオフにします。
dpmvc cycle –powerop poweroff –vc_server my_server1 -datacenter_name my_dc –vm_name my_vm
例: 単一 vCenter Server 環境でグローバル認証情報を使用して、VM の電源をオフにする
以下の例は、データ センター DCA/MyCitySan Diego に属している VM testvm の電源をオフにします。
dpmvc cycle -vm_name testvm -powerop poweroff -datacenter_name DCA/MyCity
例: デフォルトの認証ファイルを使用して、VM の電源をオフにする
以下の例は、データ センター DCA/MyCitySan Diego に属している VM testvm の電源をオフにします。
dpmvc cycle -vm_name testvm -powerop poweroff -datacenter_name DCA/MyCity -vc_server vc_server_1
例: 指定した認証ファイルとコンポーネントを使用して、VM の電源をオンにする
以下の例は、データ センター DCA/MyCitySan Diego に属している VM testvm の電源をオンにします。
dpmvc cycle -vm_name testvm -powerop poweron -datacenter_name DPM/San Diego -vc_server vc_server_1 -vc_user VCAdmin1 -auth_file c:¥localauth.dat -auth_component Imaging
例: デフォルトの認証ファイルと指定したコンポーネントを使用して、VM の電源をオンにする
以下の例は、データ センター DCA/MyCitySan Diego に属している VM testvm の電源をオンにします。
dpmvc cycle -vm_name testvm -powerop poweron -datacenter_name DPM/San Diego -vc_server vc_server_1 -vc_user VCAdmin1 -auth_component Imaging
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