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例: SRM AIM へのファイル I/O テストの適用

CA Server Automation の管理者は、サービス レスポンス モニタリング Application Insight Module (SRM AIM)のインストール、保守、展開、および設定を行います。 SRM AIM は、事前設定テストまたはカスタム テストを実行して、実行の経過時間とスループットを測定します。

CA Server Automation は、最初に、SRM AIM へのファイル I/O テストを作成し適用することにより、これらのアクティビティを自動化するのに役立ちます。 ファイル I/O テストは、NFS または SMB ファイル システム上で操作を実行するのにかかる時間をモニタします。

SRM AIM 上のファイル I/O テストは、ローカルまたはリモート システム上で実行される、論理または物理サービスのレスポンス性を取得します。 各サンプル テストが 30 秒ごとに実行され、操作が正常に実行されなかった場合は 10 秒後にタイムアウトします。 また、120 秒間隔でレスポンスと可用性の統計値が計算されます。 管理者は、結果に基づいて、仮想ネットワークのヘルス状態をモニタし管理します。

重要: SRM AIM は root ユーザとして実行されるため、ファイル I/O テストによって /etc/passwd ファイルや boot.ini ファイルに書き込みが行われ、システムに障害が発生する可能性があります。 これらのテストを作成および有効化する際には注意が必要です。 /sysedge/plugins/svcrsp ディレクトリにサンプル テスト ファイルがあります。

シナリオに従い、SRM AIM にファイル I/O テストを適用する手順を実行します。

この図では、SRM AIM にファイル I/O テストを適用する方法について説明します。

以下のいずれかを選択して、ファイル I/O テストを設定します。

UI を使用してファイル I/O テストを作成する場合は、別の UI を使用して個別に適用する必要があります。