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テスト定義パラメータ ブロック

設定ファイルのテスト定義パラメータ ブロックには、以下のパラメータがあります。

type=testtype

テスト タイプを指定します。 たとえば、HTTP、FTP、LDAP などです。 テスト タイプを網羅したリストについては、このガイドの章「Test Management」を参照してください。

index=integer

テストを識別する一意の番号を指定します。 この番号は、対応するサービス レスポンス時間テーブルのエントリのインデックスです。

name=string

(オプション)テストのテスト インスタンス名を指定します。これは、状態マネージャ オブジェクト情報、パフォーマンス データ収集を目的としたリソース インスタンス情報に使用され、配布されたテンプレートに応じて異なる可能性のあるテストの主キーとしてランダムな整数インデックスの代わりにもなります。 この値は、テストの作成時にのみ書き込まれます。

class=string

(オプション)テストのクラス名を指定します。これは、状態マネージャ オブジェクト情報、パフォーマンス データ収集を目的としたリソース インスタンス情報に使用され、テストの主キーとしてランダムな整数インデックスの代わりにもなります(配布されたテンプレートに応じて変更することもできます)。 この値は、テストの作成時にのみ書き込まれます。

context=string

(オプション)テストを設定するマネージャが指定するものすべてのホルダを指定します。 これは、UUID、フラグ、このテスト オブジェクトの履歴など、指定されたマネージャが望むあらゆる情報を格納する場所と見なすことができます。 SRM は、どの機能に対してもこの情報を直接に使用しませんが、任意のマネージャ通知の一部としてこの情報を提供します。

desc=string

(オプション)テストのわかりやすい説明を指定します。

制限: 4096 文字

dest=string

テストのターゲットを指定します。 たとえば、URL、サーバ名、スクリプトなどです。

user=string

テストの実行にログインが必要な場合は、ユーザ名を指定します。

pass=string

テストの実行にログインが必要な場合は、パスワードを指定します。 パスワードは、デフォルトで暗号化されます。 この場合、svcRspSecurityFlags のビット 4 は 1 に設定されます。 パスワードが暗号化されない場合、svcRspSecurityFlags のビット 4 は 0 に設定されます。

args=string

(オプション)測定目的に使用されるサービス固有の引数を指定します。

制限: 256 文字

サービス引数の例を次に示します。

dns: dns-server hostname

http: URL [proxy-server] [username:user password:pass]

https: URL [proxy-server] [username:user password:pass]

ftp: ftp-server username passwd

pop3: pop3-server username passwd

nntp: nntp-server

smtp: smtp-server

ping: system-name packetsize

tcpconnect: system-name port

custom: not used

encoded={yes | no}

パスワードの暗号化を指定します。 「no」に設定した場合、SRM によってパスワードが暗号化され、この値が「yes」に変更されます。

interval=integer

(オプション)サービスへのクエリ間の時間間隔を指定します。

デフォルト: 60

samples=integer

(オプション)各クエリ間隔で得られるサンプルの数を指定します。 たとえば、この値が 3 に設定され、interval=60 の場合、SRM は 60 秒ごとに 3 つのサンプル トランザクションを実行します。

デフォルト: 1

timeout=integer

(オプション)サービス レスポンス時間測定がこの特定のサービス測定でタイムアウトとなる値を秒単位で指定します。

デフォルト: 10

window=integer

(オプション)特定のサービスについてのレスポンス時間統計情報(平均値、稼働率など)の計算対象期間を秒単位で指定します。

デフォルト: 300

tos=integer

(オプション)各テストの IP ヘッダの 8 ビットの TOS ヘッダ(IP Type of Service または Differentiated Services Code)を指定します。 このパラメータは、このフィールドの値に具体的な RFC 標準を適用しません。 ユーザの責任で、適切な値を決定してください。

デフォルト: 0

limit=integer

(オプション)例外をスローするための限度として使用されるレスポンス制限を指定します。

デフォルト: 0

monitor=monName、mon_index

(オプション)そのテストの関連付けられたモニタリング テンプレート(しきい値)を指定します。

monName 変数はモニタリング テンプレートの monName パラメータ値と同じです。 monIndex 変数は、SystemEDGE のモニタ テーブルのテーブル エントリおよびモニタのインデックスに対する一意の値です。

status={active | notInService}

(オプション)このエントリのステータスを指定します。 この変数は SNMPv2 SMI RowStatus 規則の定義と同じです(RFC 1443 を参照してください)。

active(1): 使用可能です。

notInService(2): 行の使用を無効にします。

デフォルト: notInService

flags=hex_value

(オプション)テスト設定フラグを指定します。可能な値は次のとおりです。

0x0001 [cube_collect]: このテストのテスト メトリックの収集を有効にします。

0x0100 [run_once]: このテストは要求に応じてのみ実行でき、ポーリング間隔スケジューラから実行できないことを指定します。

デフォルト: 0x0

loglevel={-1 | 0 | 1 | 2 | ... | 7}

(オプション)SRM AIM のログ レベルを指定します。 「グローバル パラメータ ブロック」も参照してください。

-1: メッセージをログに記録しない

0: 致命的レベルのメッセージをログに記録する

1: 重大レベルのメッセージもログに記録する

2: 警告レベルのメッセージもログに記録する

3: 情報レベルのメッセージもログに記録する

4: デバッグ レベルのメッセージもログに記録する

5: デバッグ1 レベルのメッセージもログに記録する

6: デバッグ2 レベルのメッセージもログに記録する

7: デバッグ3 レベルのメッセージもログに記録する

デフォルト: グローバル ログ レベル

{
  index=25
  type=http
  desc="www.ca.com Http"
  dest="http://www.ca.com"
  encoded="yes"
  password=""
  args="max_depth=3&content_dl=yes&content_err=no"
  interval=30
  samples=1
  timeout=20
  window=300
  tos=0
  limit=0
  status=active
  name="www.ca.com-http"
  class=""
  context=""
  loglevel=1
  flags="1"
  monitor=TotalMeanCritical9000,2511
  monitor=TotalMeanWarning5000,2510
}
{
  type=monitor
  monName="TotalMeanCritical9000"
  monSeverity=critical
  monAttribute=svcRspTableTotalMean
  monThreshold=9000
  monOperator=gt 
}
{
  type=monitor
  monName="TotalMeanWarning5000"
  monSeverity=warning
  monAttribute=svcRspTableTotalMean
  monThreshold=5000
  monOperator=gt
}