NT イベント モニタ テーブルの ntEventMonFlags 列を使用して、対応する NT イベント モニタ テーブル行に追加の動作セマンティックスを指定できます。 デフォルトでは、NT イベント モニタ テーブル行は以下を実行します。
これらのデフォルトを変更するように、さまざまなフラグ ビットを設定できます。 SystemEDGE エージェントは、16 進(基数 16)法で表記されたすべてのフラグを解釈します。
NT イベント モニタ テーブルのフラグ フィールド(ntEventmonFlags)を以下に示します。
フラグ値は 3 つのフィールドから構成されます。
以下のセクションでは、各フラグ ビットを定義します。 OR 論理演算によってフラグの値を組み合わせることができます。
以下のリストでは、モニタリング テーブル用の共通のテーブル フラグについて説明します。
このエントリに対して、アクションが実行されないようにします。
このエントリに対して、SNMP トラップが送信されないようにします。
このエントリの再初期化を無効にします。 デフォルトでは、モニタ対象のイベント ログが常に利用できない場合、エージェントは定期的にこのテーブル エントリを再初期化しようとします。
sysedge.log ファイル内で、このエントリに対し、トラップのログが記録されないようにします。 このビットを設定しても、トラップの送信には影響しません。 イベントが頻繁に発生する場合、または特定のエントリをエージェントのハートビートとして使用している場合は、イベントのログ記録を無効にすると有用です。
エージェントがイベント ログ モニタリングを再初期化することを試みて失敗するたびに、このエントリの継続的な ntEventMonEntryNotReady トラップを送信します。 エージェントのデフォルトの動作では、モニタ対象のイベント ログが存在しなくなったとき、またはそのイベント ログへのアクセス時にエラーが発生したときに、単一の ntEventMonEntryNotReady トラップが送信されます。 エージェントは、定期的にエントリを再初期化しようとします。 この機能を有効にすると、エージェントは、再初期化が失敗するたびに、ntEventMonEntryNotReady トラップを送信します。
アクション スクリプトまたはプログラムへのデフォルト引数の受け渡しを無効にします。 SystemEDGE は、通常、トラップ タイプ、説明フィールドなどを示すデフォルト アクション パラメータを渡します。 アクション パラメータの詳細については、「NT イベント モニタ テーブルのアクション パラメータ」を参照してください。
このエントリに対して notReady トラップが送信されないようにします。notReady トラップのログは記録されず、notReady トラップに対してアクションも実行されません。
イベント ID 番号をイベント説明フィールドの先頭に追加します。 識別子が [#] の形式を使用して追加されます。ここで、# は識別子です。 このフラグの目的は、特定のイベント ID に関する検索を容易にすることです。 たとえば、イベント ID 528 だけが一致するように指定するには、このフラグを指定し、ntEventMonDescFilter を [528] に設定します。
イベント ソース、タイプ、および説明の評価に、NOT 論理演算子を適用します。 このフラグを有効にすると、指定したソース、タイプ、および説明に一致したイベントは false と評価され、結果として、トラップは送信されず、アクションも実行されません。 イベント ソース、タイプ、および説明の 1 つ以上に一致しないイベントは true と評価され、結果としてトラップが送信され、指定された任意のアクションが実行されます。
注: このフラグを設定するときには、十分に注意してください。
NT イベント モニタ テーブルは、このフラグ値フィールドを使用しません。このフラグを設定しても、NT イベント モニタ テーブルの操作およびサポートされるいずれのフラグ ビットにも影響しません。
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