前のトピック: プロパティ: エージェント タッチポイント次のトピック: プロパティ: 環境


プロパティ: ドメイン

[設定プロパティ]タブに表示される詳細は、選択したノードによって変わります。 環境は、ドメイン レベルで設定される多くのプロパティを継承します。 以下は、ドメインが選択されているときに[プロパティ]タブに表示されるフィールドの説明です。

ドメイン URL

インストール中に設定されるドメイン オーケストレータの URL を識別します。 形式は、ドメイン オーケストレータのインストール時に、[全般プロパティ]ページで[セキュアな通信をサポート]を選択したかどうかによって決まります。 セキュア モードでインストールした場合には、oasis.transport.secure に対する OasisConfig.properties は true に設定されます。

ロード バランサをセットアップしている場合、URL はロード バランサに接続します。 ロード バランサをセットアップしていない場合、URL はドメイン オーケストレータに接続します。

ホスト名

ドメイン オーケストレータがインストールされているホストを指定します。 例: server1.mycompany.com

オーケストレータ名

ドメイン オーケストレータの名前を指定します。

デフォルト: ドメイン オーケストレータ

ステータス

ドメインのステータスを指定します。 たとえば、ユーザ ID ごとの[アクティブ]、[ロックしているユーザ]があります。

ハートビート間隔(分)

エージェントがドメイン オーケストレータにハートビートを送り返す頻度を分単位で指定します。 エージェント レベルでオーバーライドされない限り、エージェントはこの値を継承します。

デフォルト: 2

タッチポイント セキュリティ

ターゲットにユーザ権限を強制するかどうかを示します。 ユーザ権限はすべて、タッチポイント セキュリティ リソース クラスを使用するカスタム CA EEM ポリシーで設定されます。 実行権限は、指定された環境またはタッチポイントのユーザまたはグループに付与されます。

注: 「タッチポイント セキュリティの設定方法」を参照します。

値: ドロップダウン リストには以下の値が含まれます。

デフォルト: 無効 - 後方互換性をサポートします。

ホスト グループ内のターゲットにのみ一致させますか

ターゲット フィールド エントリが IP アドレスまたはホスト名(FQDN)であるとき、オペレータ ターゲットの検索範囲を指定します。 ターゲットが CA Process Automation で認識される場合に限り、ターゲット上のオペレータ実行は続行できます。 最も広い検索を許可するには、[無効]を選択します。 検索を最も制限するには、ここを[有効]にして、次のフィールドを[無効]にします。

注: 指定されたホスト名の DNS ルックアップにより、関連する IP アドレスが検索されます。IP アドレスの DNS ルックアップにより、関連するホスト名が検索されます。

値: ドロップダウン リストには以下の値が含まれます。

デフォルト: 無効

ホスト グループのターゲットに一致させるときに DNS をルックアップしますか

: [ホスト グループ内のターゲットにのみ一致させますか?]が[有効]に設定されるとき、このフィールドは有効です。

ホスト グループ参照をによる検索をエントリ タイプに限定するかどうかを指定します。 例: ターゲット フィールド エントリ タイプが FQDN の場合、ホスト名パターンのみが検索されます。 ターゲット フィールド エントリ タイプが IP アドレスの場合、サブネットのみが検索されます。 DNS ルックアップが含まれているとき、検索では、DNS ルックアップによって解決される、別のタイプへのホスト グループ参照も受理できます。

値: このドロップダウン リストには以下の値が含まれます。

デフォルト: 無効

レポート データのパージ オプション

レポート データを毎日パージするかどうかを指定します。

プロセス レポートの有効化]チェックボックスまたは[オペレータ レポートの有効化]チェック ボックスのいずれかがオンになっている場合、このフィールドを適用できます。

注: 設定変更(オーケストレータ、エージェント、タッチポイントの追加または更新)に関連するデータ、およびライブラリ オブジェクトのチェックインまたはインポートに関連するデータは、パージから除外されます。

値:
レポート データを毎日パージする開始時刻

レポート データを削除する時刻を指定します。 たとえば、午後 6 時 30 分にパージを開始するには、18:30 (24時間表示)を指定します。

レポート データのパージ オプション]が[レポート データを毎日パージする]に設定されている場合、このフィールドを適用できます。

値:

00:00 ~ 23:59

この範囲(HH:mm 形式)は、ローカル タイム ゾーンの、午前 12 時(その日の始まり)から午後 11 時 59 分(その日の終わり)を意味します。

レポート データを保持する日数

レポート データを維持する日数を指定します。この日数を超えたデータはパージされます。

たとえば、「14」を指定すると 2 週間を超えているレポート データはすべてパージされます。 プロセス インスタンスやオペレータ インスタンスのレポート データの経過日数は、インスタンスが実行を開始した時点を起点にして計算されます。

[レポート データのパージ オプション]が[レポート データを毎日パージする]に設定されている場合、このフィールドを適用できます。

値:

範囲 1 ~ 3650 の整数(1、3650 を含む)。

プロセス ログ記録の有効化

[デザイナ]タブの[表示]メニューで[ログ]オプションを有効にするかどうかを示します。 この設定により、ランタイム プロセス インスタンスのログを表示するか非表示にするかが決定されます。

値: このチェック ボックスは以下のいずれかの値になります。

デフォルト: 選択済み

オペレータの回復の有効化

以下の一連のイベントが発生するとき、オペレータの回復の処理方法を示します。

  1. プロセス実行が進行中のとき、タッチポイントは非アクティブになります。
  2. このタッチポイントをアクティブにします。

以下の例を考慮してください。Delay オペレータが TP1 上でプロセスを開始します。 このプロセスは状態の待機に入ります。 TP1 が非アクティブになると、プロセスは待機状態のままとなります。 プロセスが待機状態である一方で、ユーザは非アクティブ タッチポイントをアクティブにします。

値: このチェック ボックスは以下のいずれかの値になります。

デフォルト: 選択済み

注: この設定は、[ユーザ タスクの割り当て]オペレータ、[SOAP メソッド の非同期呼び出し]オペレータ、および[プロセスの開始]オペレータに大きく影響します。

プロセス レポートの有効化

プロセスについてレポート データを生成するかどうかを指定します。 事前定義済みレポートとカスタム レポートは、ともにこのデータを使用します。 [レポート]タブに「process」という言葉が含まれるレポートを検索し、プロセス レポートのタイトルを表示します。

値: このチェック ボックスには以下の設定があります。

デフォルト: 選択済み

オペレータ レポートの有効化

オペレータについてレポート データを生成するかどうかを指定します。 この設定は、カスタム レポートおよび事前定義済みレポートによって使用される、オペレータ関連のレポート データに適用されます。

値: このチェック ボックスは以下のいずれかの値になります。

デフォルト: 選択済み

レポート データの削除

削除するレポート データの日付範囲を指定します。 指定した日付範囲内に生成されるすべてのレポート データは、オンデマンドでただちに削除されます。 プロセス インスタンスやオペレータ インスタンスのレポート データの日付範囲は、インスタンスが実行を開始した時点を起点にして計算されます。 このボタンは、以下の 2 つのフィールドを持つダイアログ ボックスを開きます。このフィールドを使用してカレンダから日付を選択できます。