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オーケストレータのインストール

ドメイン オーケストレータをインストールした後、他のホストにオーケストレータを追加できます。 新しい環境はそれぞれ少なくとも 1 つのオーケストレータを必要としますが、複数のオーケストレータを使用することもできます。 複数のオーケストレータではセグメント化が可能です。 新しいオーケストレータは、ドメイン オーケストレータから CA EEM の情報を継承します。

以下の手順を実行する前に、「オーケストレータをインストールするための前提条件」を実行します。 たとえば、JDK がインストールされていることを確認します。

オーケストレータをインストールまたは既存のオーケストレータをアップグレードするには、以下のプロセスを使用します。

以下の手順に従います。

  1. 新しいオーケストレータをインストールするサーバにログインします。
  2. CA Process Automation を参照し、管理者の認証情報でログインします。 たとえば、PAMAdmins グループのメンバとしてログインします。
  3. [環境設定]タブをクリックし、[インストール]パレットを選択します。
  4. 前提条件のリンクをクリックし、すべての前提条件を満たしていることを確認します。
  5. [オーケストレータのインストール]をクリックします。

    Firefox Web ブラウザを使用している場合は、Java Web Start Launcher (デフォルト)で開きます。

    必要に応じて、指示に従って必要な証明書をインストールします。 アプリケーションがダウンロードされます。 言語の選択ダイアログ ボックスがシステム トレイに表示される場合があります。

  6. 言語を選択して、[OK]をクリックします。

    [CA Process Automation サードパーティ インストーラ セットアップ ウィザードへようこそ]ページが表示されます。

  7. [次へ]をクリックします。
  8. 使用許諾契約に同意し、[次へ]をクリックします。
  9. デフォルトのインストール ディレクトリ(install_dir)を使用するか、またはディレクトリを変更し、[次へ]をクリックします。
  10. [CA Process Automation インストールの前提条件]ページで[次へ]をクリックします。

    [JBoss のインストール中]ページに jboss-5.1 のインストールの進捗状況が表示されます。

  11. 以下のいずれかの方法でインストール用の JDBC jar を指定します。
  12. 確認画面で、[次へ]をクリックします。
  13. [完了]をクリックし、CA Process Automation インストーラに進みます。
  14. [ようこそ]画面で[次へ]をクリックします。
  15. ライセンス契約書に同意し、[次へ] をクリックします。
  16. [Java ホーム ディレクトリ]ページに以下のいずれかを実行します。
  17. [ドメイン URL]を表示し、[次へ]をクリックします。
  18. ロード バランサのシングル サインオンを使用していない場合は、[次へ]をクリックし、以下の手順をスキップします。
  19. このページに情報を入力して、[次へ]をクリックします。
    シングル サインオン (SSO) の設定

    CA Siteminder で SSO を使用するどうかを指定します。デフォルトはオフになっています。 このオプションを選択すると、以下のフィールドが有効になります。

    • SSO 認証タイプ(ヘッダ)
    • SSO 認証パラメータ(sm-user)
    • サーバ タイプ(新規オーケストレータ)
    ロード バランサの設定

    このオーケストレータをインストールしてクラスタ化できるようにするかどうかを指定します。

    オン

    ロード バランサがこのオーケストレータに対して設定されることを示します。

    オフ

    ロード バランサがこのオーケストレータに対して設定されないことを示します。

    ロード バランサ ワーカ ノード(Apache)

    このノードの名前を指定します。 このオーケストレータがこのクラスタ内の最初のノードであるので、node1 を指定します。

    注: node1 以外のノード(たとえばノード 2)については、以下を参照してください。

    パブリック ホスト名

    以下の例のように、パブリック ホスト名を指定します。

    loadbalancerhost.mycompany.com

    • ドメイン オーケストレータがシングル サイン オン(SSO)を使用する場合は、このフィールドに CA SiteMinder WebAgent を持つ Internet Information Services (IIS)アプリケーションまたは Apache アプリケーションの FQDN を指定します。
    • ドメイン オーケストレータがシングル サイン オン(SSO)を使用しない場合は、このフィールドにロード バランサの FQDN を指定します。
    パブリック ホスト ポート番号

    [セキュアな通信をサポート]がオフになっている場合、このフィールドにパブリック ホスト(IIS または Apache)用の HTTP ポートを指定します。

    デフォルト

    80

    パブリック ホスト セキュア ポート

    [セキュアな通信をサポート]がオンになっている場合、このフィールドにパブリック ホスト(IIS または Apache)用の HTTPS ポートを指定します。

    デフォルト

    443

    セキュアな通信をサポート

    パブリック ホストがセキュアな通信のために HTTPS を使用するかどうかを指定します。

    オン

    パブリック ホストは、セキュアな通信のために HTTPS を使用します。

    オフ

    パブリック ホストは、セキュアな通信のための HTTPS を使用しません。代わりに、基本的な通信用の HTTP を使用します。

  20. [会社名]を表示し、[次へ]をクリックします。
  21. ドメイン オーケストレータが使用する証明書パスワードを入力し、[次へ]をクリックします。

    この証明書パスワードを紛失した場合や忘れた場合は、ドメイン オーケストレータをはじめとする、CA Process Automation システム内のオーケストレータをすべて再インストールする必要があります。

  22. [スタート]メニュー フォルダの設定を指定し、[次へ]をクリックします。
  23. オーケストレータの[全般プロパティ]に入力し、[次へ]をクリックします。
    サーバ ホスト

    このオーケストレータの FQDN を指定します。

    表示名

    環境設定ブラウザが表示するこのオーケストレータの名前を指定します。

    • ロード バランサを設定しない場合、[表示名]はサーバ ホスト名になります。
    • ロード バランサを設定する場合、[表示名]はロード バランサをホストするサーバの FQDN です。
  24. デフォルトを受け入れるか、スクリプトを実行するための一時ディレクトリを指定して、[次へ]をクリックします。
  25. PowerShell 実行ポリシーを設定して、[次へ]をクリックします。
  26. 以下のいずれかの方法で、このオーケストレータ用のリポジトリ データベース設定を入力します。
  27. ランタイム データベース設定を入力します。 各オーケストレータには個別のランタイム データベースが必要です。
    1. 新しいランタイム データベースがこのオーケストレータ用のリポジトリ データベースと同じデータベース サーバ上にある場合は、[メイン リポジトリからコピー]をクリックして、定義済みのユーザ名とパスワードをコピーします。
    2. 指定するデータベース サーバが別のランタイム データベースをホストする場合は、このランタイム データベースの有効な一意の名前を作成します。
    3. [データベースの作成]をクリックします。
    4. [データベース設定のテスト]をクリックします。
    5. [次へ]をクリックします。
  28. [レポート データベースの設定]を表示し、[次へ]をクリックします。 ドメイン内のすべてのオーケストレータが同じレポート データベースを共有しています。
  29. [完了]をクリックします。