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CA EEM のセットアップ

CA Process Automation には、認可と認証を管理するために CA EEM が必要です。 CA Process Automation をインストールまたはアップグレードする前に、適切な CA EEM インスタンスが使用可能になっている必要があります。 CA Process Automation では CA EEM の 8.4 SP04 CR10 から 12.5.1 までのどのバージョンも使用できますが、CA Process Automation で使用する CA EEM 機能によっては CA EEM のすべてのバージョンでサポートされていないことがあります。 例:

2048 ビットおよび 4096 ビットのセキュリティ証明書をサポートするには、CA EEM バージョン 12.0 以降が必要です。

複数の Microsoft Active Directory ドメインをサポートするには、CA EEM バージョン 12.5 以降が必要です。

サイトの既存の CA EEM インスタンスで必要なバージョンではないものがある場合は、サイト管理者に相談して、CA EEM インスタンスを希望のレベルにアップグレードできるかどうか確認してください。 CA EEM インスタンスを使用しているその他の製品におけるサポート バージョンの制限によって、インスタンスをアップグレードできない場合があります。

CA EEM の新規インストール

必要なバージョンの CA EEM インスタンスが使用できない場合は、CA EEM の新規インストールが必要です。

以下の手順に従います。

CA EEM 12.5.1 のインストーラを CA Process Automation インストール メディアの場所からダウンロードします。

CA EEM インスタンスを展開またはアップグレードする場合は、CA EEM のドキュメントで説明されている手順に従ってください。

CA EEM の設定に関する考慮事項

内部ユーザ ストアまたは外部ユーザ ストアを使用するよう CA EEM を設定する場合は、CA Process Automation に関する以下の項目を考慮します。

デフォルトの内部ユーザ ストアを選択する場合は、CA Process Automation ユーザのユーザ アカウントを作成します。 CA EEM で定義されたユーザ認証情報は、ログイン時の認証に使用します。

外部ユーザ ストアを参照する場合、そのストアからのユーザ アカウントがグローバル ユーザとして CA EEM に自動的にロードされます。 参照する Microsoft Active Directory で定義されたユーザ認証情報は、認証に使用します。

「Microsoft Active Directory からの参照グローバル ユーザおよびグローバル グループ」を参照してください。 (CA EEM 8.4)

複数の Active Directory からの参照グローバル ユーザ」を参照してください。 (CA EEM 12.51)

CA EEM を FIPS モードに設定する場合は、以下を考慮します。

CA Process Automation は、CA Process Automation と CA EEM の間で転送されるデータを暗号化します。

CA EEM で FIPS モードを選択した場合は、CA Process Automation と CA EEM 間の通信に FIPS がサポートするアルゴリズムを使用するよう CA Process Automation を設定する必要があります。 FIPS がサポートするアルゴリズムを使用するには、CA Process Automation のインストール時に、[FIPS に準拠している証明書の使用]を選択します。