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ループおよびタイムアウトのシナリオ

オペレータがループ中で、タイムアウトが設定される場合は、選択したアクションに対して以下のシナリオが発生します。

アクション

以下のいずれかのアクションを選択します。

続行

選択すると、タイムアウト後にプロセスは以下のように進行します。

1. 次の繰り返しが実行されます。

2. 実行後処理コードは、繰り返しが完了したときにのみ実行されます。

タイムアウトになったオペレータのループ続行のための OverallLoopDuration データセット変数の使用

実行の最後に、OverallLoopDuration には、最初の繰り返しの開始から最後の繰り返しの終了までの秒数が格納されます。 オペレータがタイムアウトになった場合、OverallLoopDuration には、最初の繰り返しの開始からオペレータがタイムアウトになるまでの秒数は格納されません。

リセット

選択すると、タイムアウト後にプロセスは以下のように進行します。

1. 繰り返しをリセットします(特定の繰り返しが再度実行を開始します)。

2. 実行後処理コードは、繰り返しがリセットされたときではなく、現在の繰り返しが完了したときにのみ実行されます。

3. 繰り返しが完了した場合にのみ、次の繰り返しが実行されます。

注: [リセット]が選択されている場合、ターゲット日オプションは[タイプ]ドロップダウン リストで無効になります。

タイムアウトになったオペレータのループのリセットのための OverallLoopDuration データセット変数の使用

リセットのタイムアウト アクション付きでオペレータのループを設定した場合、CA Process Automation は、ある繰り返しから別の繰り返しに移る際にループ条件を確認します。 繰り返しをリセットするときは、ループ条件は確認されません。 また、OverallLoopDuration には、すべてのリセットされた繰り返しで費やされた時間を含めた、最初の繰り返しの開始からの秒数が格納されます。 繰り返しのリセットは OverallLoopDuration には影響しません。

中止

選択すると、タイムアウト後にフローは以下のように進行します。

1. 繰り返しは中止します。

2. 実行後処理コードが実行されます。

3. 次の繰り返しが実行されます。

放棄

選択すると、タイムアウト後にプロセスは以下のように進行します。

1. 繰り返しは、分離モードで実行し続けます。

注: 分離モードで開始されたプロセスのインスタンスは、それを開始した親プロセスへの関連を持たず、そのプロセスから開始される任意のコール シーケンスでのルート プロセスになります。

2. 実行後処理コードが実行されます。

3. 次の繰り返しが実行されます。