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実行設定(すべてのオペレータ)

ターゲット

オペレータを実行するターゲットを指定します。 ターゲットとして指定できるのは、タッチポイント、タッチポイント グループ、エージェント ID、プロキシ タッチポイント、IP アドレス、または FQDN です。 必ずタッチポイント上のオペレータのカテゴリを有効にします。 [オブジェクト ブラウザ] ダイアログ ボックスを開きタッチポイントを選択するには、[選択]をクリックします。

ターゲットは計算式

式を使用してターゲットを指定します。 実行時にターゲットを動的に指定するには、計算式を使用します。 たとえば、以下の例を考えてみます。

ホスト グループ内のターゲットにのみ一致させます

ターゲット名を解決する方法を指定します。

オン

ターゲット フィールドにホスト グループが参照するホスト名または IP アドレスが含まれることを指定します。

注: ターゲット フィールドにタッチポイント、プロキシ タッチポイント、またはエージェント ID が含まれる場合、実行は失敗します。

オフ

ターゲット フィールドにタッチポイントの名前、プロキシ タッチポイント、またはエージェント ID が含まれることを指定します。

注: ターゲット フィールドに有効なホスト グループ参照が含まれる場合、処理は成功しますが、最適化されません。

ループ

CA Process Automation では、いくつかの条件が満たされるまで、オペレータをループ処理できます。 ループ プロパティでは、オペレータを繰り返す回数を指定します。

ループが完了するときにのみ、終了条件およびループで実行されているオペレータから接続されているリンクが評価されます。

注: CA Process Automation でのループの使用に関する詳細については、「コンテンツ デザイナ ガイド」を参照してください。

繰り返し回数

ループのための条件を指定します。 2 つのオプションが利用可能です。

  • 整数、または実行時に整数を返す任意の CA Process Automation 式を指定します。 デフォルト値である 1 は、オペレータ上でループを 1 回実行します。 無限ループを実行するには、[無限ループ]チェック ボックスをオンにします。
  • ブール式を指定します。 オペレータの実行後に式が評価されます。 式が true と判定されると、ループは続行します。 式が false と判定されると、ループは完了します。
無制限ループ

選択すると、[繰り返し回数]は無視され、無限ループが作成されます。 オペレータは、以下のいずれかに当てはまるまで繰り返しを続行します。

  • プロセスが中断された場合
  • ループがプロセスの別のブランチから停止された場合(ループ オペレータへのループ停止コマンド リンクの処理による)
繰り返し間の遅延時間

各ループを繰り返す間隔を秒数で指定します(デフォルト値は 0)。

タイムアウト

各オペレータの一部としてタイムアウトを設定できます。 指定された時間までにオペレータが完了しなかった場合に、この設定は実行を終了する手段を提供します。 [タイムアウト]オプションでは以下のいずれかから選択することができます。

タイムアウトなし

オペレータにタイムアウトがないことを指定します。 このチェック ボックスはデフォルトでオンになっています。

タイプ

[期間]または[ターゲット日]のいずれかを選択します。

期間/ターゲット日時
アクション

  • このオプションはスケジュールでは利用できません。
  • オペレータがループ中で、タイムアウトが設定される場合は、以下のオプションの動作は異なります。 実行されるアクションについては、「ループおよびタイムアウトのシナリオ」を参照してください。

    以下のいずれかのアクションを選択します。

続行

選択すると、タイムアウト後にプロセスは以下のように進行します。

1. オペレータは実行モードにとどまります。

2. タイムアウト パスに進みます。

3. オペレータが完了したときにのみ実行後処理コードが実行されます。タイムアウト パスに進んだときには実行後処理コードは実行されません。

リセット

選択すると、タイムアウト後にプロセスは以下のように進行します。

1. オペレータがリセットされます(オペレータが再度実行を開始します)。

2. タイムアウト パスに進みます。

3. 実行後処理コードは、オペレータがリセットされたときではなく、オペレータが完了した時にのみ実行されます。

注: [リセット]が選択されている場合、ターゲット日オプションは[タイプ]ドロップダウン リストで無効になります。

中止

選択すると、タイムアウト後にプロセスは以下のように進行します。

1. オペレータは中止します。

2. 実行後処理コードが実行されます。

3. タイムアウト パスに進みます。

放棄

選択すると、タイムアウト後にプロセスは以下のように進行します。

1. オペレータがタイムアウトします。

2. プロセスは、分離モードで実行し続けます。

注: 分離モードで開始されたプロセスのインスタンスには、それを開始した親プロセスとの関連はありません。 分離プロセス インスタンスは、そのプロセスから始まるすべてのコール シーケンスのルート プロセスです。

3. 実行後処理コードが、ただちに実行されます。

4. タイムアウト パスに進みます。