高度なカレンダ ルールの構造は、階層化されたツリー構造となっています。 カレンダ オブジェクトの[詳細]タブでは、常に 3 つのセットのカレンダ ルールが表示されます。
カレンダ ルールのこれらの 3 つのルート要素は固定的です。 これらの 3 つのセットは削除できません。 ルート要素の日付条件を設定してルールを定義します。 カレンダ ルールは、日付オペレータ(月間の日、年間の月、または年間の週など)と論理オペレータ(「積」、「和」、「除外」、「他を参照」)を組み合わせます。 カレンダ ルールは、実際は、すべてのカレンダ ルールのルートの[和]オペレータです。
カレンダ ルールの作成は、[すべてのルール]下のアイコンによって配置されたルールを、[カレンダ ルール]セットにドラッグすることから始めます。 また、手動で日付を含めたり除外したりできます。
ルールをカレンダ ルールの下に配置した後で、プロパティを設定します。
カレンダ ルールの日付条件オブジェクトのプロパティには、月間隔プロパティなどの日付条件を設定するために展開できるプロパティもあります。
たとえば、月間隔プロパティで[ステップ]を「3」に設定している場合は、3 か月ごとに有効になることが指定されます。 間隔は 1 月にから 12 月までの間であるため、この 3 か月間隔は年間を通じて繰り返されます。 このルールは、3 か月ごとにタスクを実行するという条件を定義します。
以下のタスクの例では、ルールのこの条件を表示し、月間の 5 日ごとを指定する条件を追加しています。 [積]オペレータは論理的な「AND」の機能を持っており、これらの 2 つの条件を組み合わせて、各 3 か月間で 5 日ごとを指定する単一のルールにします。
例: 3 か月ごとの 5 日を指定するルールの作成
オペレータと条件の追加を続行して、さらにルールを定義できます。 条件が適用される順序は、論理的な階層で定義されます。
ブール式の観点からは、カレンダ オブジェクトを、下位のオペレータおよび条件を囲んでブール制約を適用するかっこと見なすことができます。
カレンダ ルールを構築するには、特定のスケジューリングの問題の必要に応じて、複数の方法があります。 また、別のカレンダ内で日付のセットを定義できます。 [他を参照]オペレータを使用してカレンダ オブジェクトを指定し、それをカレンダ ルールの下に直接追加できます。 また、[和]、[積]、または[除外]オペレータを使用して、カレンダ ルールに[他を参照]オペレータを含めることができます。
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