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選択したオペレータの処理のシミュレート

選択したオペレータの処理をシミュレートできます。

以下の手順に従います。

  1. ライブラリ ブラウザで任意のオペレータを開くか、開いているプロセスを表示します。
  2. 任意のオペレータの[シミュレーション]プロパティを設定します。
  3. シミュレーションがプロセスに対して有効になっていない場合は、まず[プロセス内のシミュレーション オプションに優先する]チェック ボックスをオンにします。
  4. シミュレーションをアクティブにするには、ローカル シミュレーション、または遠隔シミュレーションのいずれかを指定します。

    ローカル、または遠隔シミュレーションがアクティブになると、オペレータの横にシミュレーションのシンボルが表示されます。

    この画像は、オペレータと共にシミュレーション記号を示します。

  5. (オプション)[前提条件を評価し、実行後処理コードを実行]チェック ボックスをオンにすると、前提条件または実行後処理コードを無視することで生じる副次的な影響を防ぐことができます。 オペレータの必須条件を評価し、その実行後処理コードを実行するには、このオプションを選択します。
  6. 終了条件パラメータを設定します。 このパラメータは、オペレータのシミュレートされた結果を指定します。 終了条件によって、オペレータのシミュレートされた処理の後に処理される終了リンクが決定されます。 このパラメータを設定することで、プロセス内の依存関係にあるブランチの後続の処理が決まります。 オペレータの結果変数が、この設定に基づいて値を返します。 成功または完了を設定すると、正の値が返されます。これによって、オペレータ上の成功終了リンクがアクティブになります。 失敗設定はゼロまたは負の値を返し、失敗、または中止終了リンクがアクティブになります。 カスタムの結果の設定では、任意の値を返すことができます。これは通常、オペレータ上のカスタム終了リンクをテストする場合に使用します。
  7. (オプション)タスクの期間をシミュレートする際に、[遅延]を秒単位で指定できます。 オペレータを実行するのに通常必要となる時間が、プロセス内のほかのオペレータの動作や結果に影響を与えている場合は、[遅延]フィールドのデフォルト値のゼロを変更します。

関連項目:

実行前処理コードおよび実行後処理コード