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プロセス オブジェクトおよびオペレータの特定

特定する各プロセスまたは各サブプロセスは、ライブラリ ブラウザ内のプロセス オブジェクトに対応します。 プロセス オブジェクトは、リンクされているステップの順序を定義します。 プロセス オペレータは各ステップに相当します。 ステップに従ってプロセスを設計した後に、各ステップを実行するオペレータを特定します。 単一のオペレータが、所定の 1 つのステップを実行できる場合があります。 また、1 つのステップに複数の別のオペレータが必要となる場合もあります。

CA Process Automation が実行するアクションを表すアイコンベースのオペレータを配置することによって、プロセスのステップを定義します。 開始オペレータがプロセスを開始します。 停止オペレータがプロセスを終了します。 論理オペレータと制御オペレータは、プロセス内の開始ポイントと停止ポイント、ブランチ、および繰り返しを定義します。 プロセスの設計は、その構造を明らかにします。また、タスク間の順序と依存関係の両方をマップ、同期、および定義します。

例: プロセス内のオペレータ

プロセスの例

項目:

説明:

開始: 開始オペレータは、プロセスが始まる単一のエントリ ポイントを表します。 開始オペレータは、独立したブランチの最初のステップを示すこともできます。

遅延: 遅延オペレータでは、指定された期間の日数、時間、分および秒が経過するまで、プロセスの後続ブランチの処理を遅延させます。

OR オペレータOr および And オペレータは、ロジックに従ってステップを制御します。 入力オペレータの 1 人が完了する場合にのみ、Or オペレータは完了します(および処理を続行させます)。 入力オペレータがすべて完了する場合にのみ、And オペレータは完了します(および処理を続行させます)。

SNMP 変数の取得: このオペレータは SNMP 変数の値を返します。

電子メールの送信: このオペレータは、電子メールで他のユーザに通知するために使用します。

ファイルの書き込み: このオペレータはデータセット変数をファイルに書き込みます。

カスタム終了ポートは、特定の終了条件の事前定義済みアクションを指定します。

プロセスの開始: このオペレータは別のプロセスを開始します。 別のプロセスを繰り返し実行するようにオプションのループ プロパティを設定できます。

停止 - 失敗: 停止 - 失敗オペレータは、プロセス内のすべてのブランチの実行を停止し、プロセスを失敗状態に設定します。 プロセスまたはブランチの異常な結果に対して停止 - 失敗オペレータを使用します。

停止 - 成功: 停止 - 成功オペレータは、プロセス内のすべてのブランチの実行を停止し、プロセスを完了状態に設定します。 プロセスまたはブランチの異常な結果に対して停止 - 失敗オペレータを使用します。