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タッチポイントの実装方法

タッチポイントは、1 つ以上の管理されたリソースを環境ごとに論理的に表したものです。 管理されたリソースは、プロセスのオペレータが実行されるエージェントまたはオーケストレータです。 特定のエージェントまたはそのエージェントのフェールオーバ上でオペレータを実行するには、これらのエージェントにマップされているタッチポイントをターゲットに指定します。

コンテンツ管理者は、プロセス計画の完了後、設計プロセスの開始前に、設計環境でプロセス ターゲットのタッチポイントを作成します。 コンテンツ デザイナはプロセスを作成します。このとき、オペレータは作成したタッチポイントをターゲットにします。 コンテンツ デザイナはプロセスをテストし、実稼働環境への移行のためにプロセスをパッケージ化します。

プロセスを移行する前に、実稼働エージェントと実稼働環境を関連付ける同様のタッチポイントを作成します。 すなわち、設計環境で使用したものと同じタッチポイント名またはプロキシ タッチポイント名を実稼働環境で作成します。 これらのタッチポイントを作成すると、移行されたプロセスのオペレータは、オペレータ ターゲットと同じタッチポイントの使用を続行できます。

以下のプロセスを考察します。

  1. ターゲットとする外部システムまたはアクティビティのテスト バージョンを取得します。

    外部エンティティには、Service Desk アプリケーション、実稼働データベース、バックアップ システムが含まれます。

  2. ターゲットとするエンティティのテスト バージョンがあるホストにエージェントをインストールします。

    この方法を取れない場合は、エージェント ホストからターゲットがあるホストへの SSH 接続を作成し、プロキシ タッチポイントを作成します。

  3. ターゲットとする外部システムのテスト コピーが実行される設計環境のエージェントにタッチポイント(またはプロキシ タッチポイント)をマップします。
  4. デザイナはプロセスを実行およびテストします。プロセスのオペレータは、テスト用のタッチポイントをターゲットにします。
  5. 実稼働環境へのプロセスの移行中、エージェント タッチポイントである各ターゲットに対して以下の手順を実行します。
    1. ターゲットにするアプリケーション、データベースまたはシステムを実行している 1 つ以上のホストを識別します。
    2. 識別された各ホストにエージェントをインストールします。
    3. ターゲット候補である各エージェントを実稼働環境に関連付けるタッチポイントを作成します。 設計環境で使用されたものと同じ名前をタッチポイントに付けます。
  6. プロセスの移行中、プロキシ タッチポイントである各ターゲットに対して以下の手順を実行します。
    1. ターゲットにするアプリケーション、データベース、またはシステムを実行しているリモート ホストを識別します。
    2. 使用可能なホストにエージェントをインストールします。
    3. エージェント ホストからリモート ホストへの SSH 接続を作成します。
    4. エージェント ホストを実稼働環境に関連付けるプロキシ タッチポイントを作成します。 設計環境でプロキシ タッチポイントに使用されたものと同じ名前をプロキシ タッチポイントに付けます。