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オペレータ ターゲットをサポートするエージェントの設定

設計環境でのエージェント設定は、通常は、それぞれ 1 つのエージェントにマッピングされている小さいタッチポイント セットの設定に制限されています。 ホストが足りない場合、同じエージェントに複数のタッチポイントを関連付けることができます。

より堅牢なエージェント設定は、典型的な実稼働環境です。 まずこれらのオプションを個別に示し、その後で参照用に概要テーブルで示します。 これらの詳細を使用して、実稼働環境でのエージェント設定を計画および実装します。

特定のエージェント ホストでオペレータを実行します。

エージェントを備えた 1 つのホスト上でオペレータを実行する場合は、これが最も実装が簡単です。 このオプションは、開発環境またはテスト環境で使用できます。

実際のターゲット

ターゲットのホスト名または IP アドレスです。

インストール要件

ターゲット ホストにエージェントをインストールします。

関連付けの要件

実稼働環境にエージェントを関連付けられるタッチポイントを定義します。

オペレータ ターゲット

タッチポイント名を入力します。 代わりにエージェント ID も入力できます。

オペレータは、想定される複数のエージェントの中で最も優先度の高いエージェント上で実行されます。

最も優先するホストが使用可能な場合はそのホスト上で、そうでない場合は次に優先するホスト上でオペレータを実行するように指定できます。 ホストが他のホストより優先される条件を決定します。 指定されたオペレータが最も大きな容量を備えたホスト上で常に実行されるように、タッチポイントを設定できます。 または、そのようなホストを予約し、ほかのすべての候補がビジー状態の場合にのみそれらのホスト上で実行することもできます。

実際のターゲット

不明。 優先順序と共に、候補ターゲット ホストのホスト名を記録します。

インストール要件

個々の候補ターゲット ホストにエージェントをインストールします。

関連付けの要件

タッチポイントを定義し、各候補ターゲット ホストにそれを関連付けます。 タッチポイント定義で、それぞれの優先度のランクを指定します。

オペレータ ターゲット

タッチポイント名を入力します。

オペレータは、想定される複数のエージェントの中で最もビジーでないエージェント上で実行されます。

1 つのエージェントと関連付けられたタッチポイントの場合より実装に時間がかかりますが、エージェントを備えたホストをターゲットにする場合に堅実な方法です。 プロセスがスケジュールされた時間に実行されることが重要な、実稼働環境用に設計されたオプションです。

実際のターゲット

不明。 候補ターゲット ホストのホスト名を記録します。

インストール要件

個々の候補ターゲット ホストにエージェントをインストールします。

関連付けの要件

タッチポイントを定義し、各候補ターゲット ホストにそれを関連付けます。 タッチポイント定義で、それぞれの関連付けの優先度と同じ数を入力します。 この実装は負荷分散に使用されます。

オペレータ ターゲット

タッチポイント名を入力します。

一度に複数のエージェント ホストでオペレータを実行します。

タッチポイント グループを使用すると、グループ内のタッチポイントと関連付けられたすべてのホストで、オペレータを同時に実行できます。

実際のターゲット

各ターゲット ホストのホスト名を記録します。

インストール要件

個々のターゲット ホストにエージェントをインストールします。

関連付けの要件
  • これらのエージェントそれぞれの、個別のタッチポイントを定義します。
  • これらのタッチポイントで構成されるタッチポイント グループを定義します。
オペレータ ターゲット

タッチポイント グループ名を入力します。

特定のリモート ホストでオペレータを実行します。

オペレータのターゲットにするホストにエージェントをインストールできない場合があります。 この場合、エージェントをプロキシ タッチポイントとして定義します。 エージェントを備えたホストからターゲット リモート ホストへの SSH 接続を作成します。

実際のターゲット

ターゲットであるリモート ホストのホスト名または IP アドレスを記録します。

ソース ホストの有効化

SSH 接続でターゲットに接続できるソース ホストのホスト名を記録します。

接続性要件

ソース ホストからリモート ホストへの SSH 接続を作成します。

インストール要件

ソース ホストにエージェントをインストールします。

関連付けの要件

ソース ホスト上のプロキシ タッチポイントを定義し、リモート ターゲット ホストへの接続の詳細を指定します。

オペレータ ターゲット

プロキシ タッチポイント名を入力します。

実行ごとにターゲットを変更できる、リモート ホストでオペレータを実行します。

ランタイムの直前、ホスト名または IP アドレスでホストを指定するときに、ターゲットにするリモート ホストを決定できます。 ターゲットはホスト グループのメンバである必要があります。 ホスト グループは、共通のホスト名パターンまたは共通の IP アドレス パターンを持つグループです。 共通の IP アドレス パターンを持つホストは、同じサブネットに属します。

実際のターゲット

不明。 候補ターゲット リモート ホストのホスト名を記録します。

ソース ホストの有効化

SSH 接続で各候補ターゲットに接続できるソース ホストのホスト名を記録します。

接続性要件

ソース ホストから各リモート ホストへの SSH 接続を作成します。

インストール要件

ソース ホストにエージェントをインストールします。

関連付けの要件

リモート ホストが共通に持つパターンを備えたソース ホスト上のホスト グループを定義します。

オペレータ ターゲット

ターゲット リモート ホストのホスト名または IP アドレスを入力します。 データセット内のオペレータ ターゲットを表現します。 データセットは、変更不可能なプロセスでインポートした場合でも、変更できます。

独自の概要テーブルを作成する際のガイドとして、以下を使用してください。 概要テーブル形式のドキュメントは、他の人がこの情報を利用するのに役立ちます。

ターゲット タイプ

エージェント関連付け

その他の設定

オペレータ ターゲット

単一ホスト

新しいタッチポイント

N/A

タッチポイント名

複数のホストの 1 つ(優先順位)

既存のタッチポイント

ターゲット ホストを選択する優先度を指定します。

タッチポイント名

複数のホストの 1 つ(優先順位なし)

既存のタッチポイント

各候補ターゲット ホストに同じ優先度を割り当てます。

タッチポイント名

一度に複数のホスト

新しいタッチポイント

すべてのタッチポイントでタッチポイント グループを作成します。

タッチポイント グループ名

単一のリモート ホスト

プロキシ タッチポイント

エージェント ホストからリモート ターゲット ホストへの SSH 接続を作成します。

プロキシ タッチポイント名

複数のリモート ホストの 1 つ

ホスト グループ

エージェント ホストから各リモート ターゲット ホストへの SSH 接続を作成します。

ターゲット ホスト名または IP アドレス