前のトピック: 設定の継承について次のトピック: CA EEM FIPS モード セキュリティ設定の変更


ドメインの CA EEM セキュリティ設定の構成

ほとんどの CA EEM セキュリティ設定は、ドメイン オーケストレータのインストール時に確立されます。 1 つの CA EEM インスタンスが、CA Process Automation ドメインのセキュリティを管理します。 このため、同じ設定が ドメイン内の すべての環境およびすべての環境内のすべてのオーケストレータに適用されます。 この読み取り専用設定は、ドメイン オーケストレータを再インストールすれば変更できます。

以下の手順に従います。

  1. 環境設定]タブをクリックします。

    [セキュリティ]タブが開きます。

  2. インストール時に作成された設定を調べます。 たとえば、[EEM アプリケーション名]の値は、アプリケーションを対象に、次のようなケースで入力する必要があります。
  3. CA EEM キャッシュ更新間隔]の値を確認します。

    この値は、CA EEM キャッシュ更新の間隔(秒単位)を表します。 CA EEM キャッシュには現在の CA Process Automation ユーザ アカウント、グループ、およびポリシーの設定が含まれます。 CA EEM は、キャッシュを更新するとき、更新されたキャッシュの内容を CA Process Automation に送信します。 システム パフォーマンスを最適化するデフォルト値は 1800 秒(30 分)です。

  4. デフォルトの Active Directory ドメイン]の値が設定されている場合は、検討します。

    この値は、CA EEM が外部ユーザ ストアを使用するようにに設定され、複数の Microsoft Active Directory ドメインが選択されている場合にのみ設定されます。 ここで指定された AD ドメインで参照される CA Process Automation ユーザは、シンプルなユーザ名でログインできます。 選択された他の AD ドメインで参照される CA Process Automation ユーザは、そのプリンシパル名(すなわち、<ドメイン名>¥<ユーザ名>)で認証されます。 命名規則の同じ違いが、[ライブラリ]タブのメイン ペインにおけるユーザ ID の参照方法にも適用されます。

  5. 編集可能ないずれかの値を設定し直す方法
    1. ドメイン]ノードを選択し、[ロック]をクリックします。
    2. 新しい値を選択します。
    3. 保存]をクリックします。
    4. ドメイン]ノードを選択し、[ロック解除]をクリックします。

    [CA EEM キャッシュ更新間隔]を小さくした場合は、CA Process Automation 権限キャッシュを抑制することを考慮します。 「CA EEM 更新のキャッシュの制御」を参照してください。