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同じ曜日の同一時間のベースライン平均が計算されるタイミングの変更

はじめに、限られた量のデータが収集されると、過去のすべての曜日の同一時間に対するベースライン平均が計算されます。

より多くのデータが利用可能になると、計算方法が自動的に切り替わり、Data Aggregator は利用可能な過去の同じ曜日における 1 時間ごとのサンプルを平均して「標準」を確立します。

デフォルトでは、この自動切り替えが発生するのは、過去 12 週間に、同じ曜日の同一時間におけるデータ サンプルが少なくとも 3 つ利用できる場合です。

この自動切り替えが発生するタイミングを変更することができます。

以下の手順に従います。

1. Web ブラウザに以下の情報を入力します。

   http://hostname:port/rest/sdshbaselineconfig

   hostname:port

   Data Aggregator のホスト名およびポート番号を指定します。

   デフォルト ポート： 8581

   sdshbaselineconfig Web サービスのエンドポイント URL が開きます。

2. 必要な最小データ ポイント数と過去の週の最大数について、現在の値を確認します。
3. リクエストを送信しレスポンスを取得する REST クライアント エディタまたは HTTP ツールを開き、コンテンツ タイプを application/xml に設定します。
4. 以下の条件を入力します。
   • HTTP method = PUT
   • ［HTTP Request］ペインの［Body］タブに、過去の週の最大数と、その期間に必要な最小データ ポイント数（ベースライン計算方法の切り替えをトリガする条件）を入力します。

     例：

     <SdshBaselineConfiguration version="1.0.0">
     

      <SDSHSettings>
     

       <MinimumNumberOfRequiredDataPoints>5</MinimumNumberOfRequiredDataPoints>
     

       <MaximumNumberOfWeeks>10</MaximumNumberOfWeeks>
     

       </SDSHSettings>
     

     </SdshBaselineConfiguration>
     

   この例では、ベースライン平均の計算で利用可能な最小データポイント数が 5 に変更されました。 これらのデータポイントを検索する過去の週の数は 10 に変更されました。

   同じ曜日の同一時間のベースライン平均が計算されるタイミングを変更する際は、以下の情報を考慮します。

   • 両方の属性、または一方の属性のみを変更できます。
   • 属性値は共に、1 以上の数値である必要があります。
   • 上限は適用されません。 ただし、時間単位のロールアップの保持ポリシーでは上限が定義されます。 デフォルトでは、時間単位の保持レートは 90 日（およそ 12 週間のデータ）です。 過去の週の最大数を増加させる場合は、時間単位のロールアップの保持レートも増加させてください。
   • MinimumNumberOfRequiredDataPoints 属性値は MaximumNumberOfWeeks 値以下である必要があります。