グループは、階層ツリー構造で構成されます。 グループ ツリーを使用すると、ユーザが組織内のサービス、デバイス、アプリケーション、場所およびユーザの関係、ポリシーおよび依存性を定義できます。 以下のリストでは、グループ ツリー内のグループのタイプの概要について説明します。
読み取り専用グループで、データ ソースからの情報に基づいて CA Performance Center によって自動的に作成されます。 これらのグループは編集できません（「ロック」記号で示されます）。 ただし表示、ユーザ アカウントへの権限グループとしての適用、カスタム グループまたはサイト グループへのコピーは可能です。
階層レベルを作成し、アイテムをグループ ツリー内の論理関係に構成します。 グループ ツリーのトップ レベルのカスタム グループは通常、ユーザの組織内の地理的、位相的、または機能的な部署を表します。 より低いレベルのカスタム グループ（またはサブグループ）は通常、デバイス、サービスまたはアプリケーションなど管理対象アイテムのタイプを表します。 または、これらのサブグループは、IT スタッフのジョブ機能を表すことができます。
管理者のみが、カスタム グループを作成し編集できます。 管理者は、CA Performance Center ダッシュボードおよびビューのデータをフィルタします。 ダッシュボードまたはビューのグループ コンテキストによって、表示されるデータが決定します。
支社などサイトに基づく特別なカスタム グループか、または地域や都市など物理的な場所です。 サイト グループを使用すると、CA Performance Center ダッシュボードにナビゲーション機能を作成し、サイト全体のビューを表示できます。 サイト グループには［タイム ゾーン］および［営業時間］パラメータが含まれており、1 日のうちビジネス上重要な時間のデータを優先して表示することができます。
また、ダッシュボードに適用する詳細なコンテキストも用意されています。 たとえば、各サイトのサイト グループを作成すると、単一のダッシュボードで各サイトについて個別にレポートできます。 企業の各データ センターやその他の主要なインフラストラクチャの場所に対して、サイト グループを作成することを強く推奨します。
システム グループまたはカスタム グループの読み取り専用コピーです。 グループ ツリー内で別の場所にグループをコピーすると、グループ参照が表示されます。 ユーザ権限は、グループ参照を使用して割り当てることができます。 参照を使用すると、グループ構造を作成した後に、その構造をグループ ツリー内の別の部分にコピーできます。 グループ参照を変更した場合は、元のカスタム グループのみが変更されます。しかし、それらの変更はすべての参照場所に継承されます。
元のグループへのリンクにアクセスするには、グループ参照を選択します。 リンクをクリックすると、グループ ツリーのノードが展開され、元のグループの［プロパティ］タブが開きます。
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