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Windows サーバ上の Harvester のアップグレード

分散展開では、各 Harvester は個別のサーバ上にインストールされます。 専用 Windows サーバまたは仮想マシン上で Harvester をアップグレードするには、このトピックの手順を完了します。 これらの手順は 2 層または 3 層分散展開に適用されます。

開始する前に: インストール サーバが以下の要件を満たしていることを確認します。

Harvester アップグレード用に NFA コンソール サーバを準備するには、以下の手順に従います。

  1. ConsoleTool を実行します。
    1. システムおよび CA Network Flow Analysis に対する管理者権限を持つユーザとして NFA コンソール サーバにログインします。
    2. NFA コンソール サーバ上の場所(デスクトップなど)に consoletool-exe.jar ファイルが存在することを確認します。 このファイルが存在しない場合、「前提条件」の説明に従ってダウンロードします。

      ConsoleTool は、システムのアップグレードの準備を行います。

    3. ConsoleTool を実行します。consoletool-exe.jar ファイルをダブルクリックします。

      ユーティリティが実行されます。 ユーティリティが完了すると、ログ ファイルが作成されます。

    4. (オプション) ConsoleInfoToPollerTool<yyyy-mm--dd>.log ファイルを確認して、ConsoleTool が正常に完了したことを確認します。

      このログ ファイルは、consoletool-exe.jar ファイルが存在するディレクトリに作成されます。 ツールの実行に失敗した場合、アップグレード中にエラーが表示されてアップグレードが失敗します。 ツールが正常に完了しなかった場合は、CA サポートまでお問い合わせください。

  2. NFA コンソール サーバ上のポンプ サービスを停止します。
    1. [スタート]-[プログラム]-[管理ツール]-[サービス]をクリックします。
    2. [NetQoS Reporter/Analyzer Pump]サービスを選択して右クリックします。
    3. 右クリック メニューで[停止]を選択します。

      サービスが停止します。

Harvester をアップグレードするには、以下の手順に従います。

  1. アップグレードを開始します: Harvester サーバ上の Windows エクスプローラで NFHarvesterSetup9.1.2.exe ファイルをダブルクリックします。 このファイルが存在しない場合、「前提条件」の説明に従ってダウンロードします。

    インストール サーバに Java Runtime Engine (JRE)のサポートされているバージョンがインストールされているかどうかのチェックが実行されます。 チェックに失敗した場合、エラー メッセージが表示されます。 この問題が修正されるまで、アップグレード プログラムを起動できません。

    サーバが Java 前提条件チェックに合格すると、プログラムが開始し、言語選択画面が表示されます。

  2. 適切な言語が選択されていることを確認し、[OK]をクリックします。

    CA Network Flow Analysis のインストールされているバージョンのアップグレードがサポートされているかどうかがチェックされます。 サポートされているバージョンが見つかった場合、「以前のインストールが検出されました」というメッセージが表示されます。

  3. 「以前のインストールが検出されました」というメッセージを確認したら、[OK]をクリックします。 インストールされている CA Network Flow Analysis バージョンのアップグレードがサポートされていない場合は、サポートされているバージョンにアップグレードします

    [ようこそ]画面が開きます。

  4. [ようこそ]画面で[次へ]をクリックします。

    チェックが実行され、NFA コンソール サーバ上で ConsoleTool が正常に完了したことが検証されます。 ツールが正常に実行されなかった場合、エラーが表示されてアップグレードが終了します。

    サーバがチェックに合格すると、[CA NFA Harvester 使用許諾契約]画面が表示されます。

  5. 使用許諾契約を確認して同意します。
    1. 使用許諾契約を通読してスクロールします。
    2. 使用許諾契約の条件に同意して続行する場合は、同意するオプションをクリックします。 このオプションは、一番下までスクロールするとアクティブになります。
    3. [次へ]をクリックします。

      サーバ上の問題を識別するために前提条件テストが実行されます。 問題が見つかった場合、エラー メッセージが表示されます。 重大な問題である場合、アップグレード プログラムが終了します。 重大ではない問題の場合、「前提条件チェックの警告」メッセージまたは他の警告メッセージが表示されます。ここでは、修正を今すぐ行うか、インストールまたはアップグレードの完了後に行うかを選択できます。

      サーバが必要なチェックに合格し、重大ではない警告メッセージを閉じると、[インストール フォルダの選択]画面が表示されます。 この画面には、デフォルト設定として元のルート インストール パスが表示されます。

  6. 前提条件チェックの警告メッセージが表示された場合は、テスト結果を確認します。
    1. 今すぐ問題を修正するか、またはアップグレード プログラムが完了するまで待ちます。 警告の詳細については、「トラブルシューティング」セクションを参照してください。
    2. [OK]をクリックしてメッセージを閉じます。

      サーバが必要なチェックに合格し、表示される警告メッセージを閉じると、[インストール フォルダの選択]画面が表示されます。 この画面には、デフォルト設定として元のルート インストール パスが表示されます。

  7. インストール ディレクトリを確認するオプションに進みます。
    1. [インストール フォルダの選択]画面で[次へ]をクリックします。

      重要: 元のインストール パスを使用しない場合、アップグレードされたソフトウェアは正しく実行されません。

      想定される特定のディレクトリがインストール パス内で検出できない場合、エラー メッセージが表示され、アップグレードは続行できません。 前のソフトウェア インストールが完全に機能する場合、この問題は発生しません。

      [MySQL データ ディレクトリの場所の選択]画面が表示されます。 この画面には、MySQL データ ディレクトリの元のインストール パスが表示されます。

      [選択されたフォルダが空ではありません]というメッセージも表示され、ディレクトリのデータがバックアップされていることを確認するよう求められます。

    2. [MySQL データ ディレクトリの場所の選択]画面で、[次へ]をクリックします。

      重要: 元のインストール パスを使用しない場合、アップグレードされたソフトウェアは正しく実行されません。

      [MySQL 一時ディレクトリの場所の選択]画面が開き、MySQL 一時ディレクトリ用の元のインストール パスが表示されます。

    3. [OK]をクリックしてメッセージを閉じます。
    4. [MySQL 一時ディレクトリの場所の選択]画面で、[次へ]をクリックします。

      重要: 元のインストール パスを使用しない場合、アップグレードされたソフトウェアは正しく実行されません。

      MySQL51 が設定され、[インストール前のサマリ]画面が表示されます。

  8. インストール前のサマリ情報を確認し、[インストール]をクリックします。

    [Harvester をインストールしています]画面が開き、アップグレードの進捗状況が表示されます。 アップグレードが完了すると、[インストール完了]画面が開き、エラーが発生した場合はそれらがレポートされます。

  9. (オプション)アップグレード中にエラーが発生した場合、以下のログで詳細を確認してください。
  10. インストール プログラムを終了します。
    1. 以下のいずれかの再起動オプションを選択します。
      • Yes, restart my system: [完了]をクリックするとすぐにシステムが再起動されます。
      • No, I will restart my system myself: 後で再起動を手動で実行します。
    2. [完了]をクリックします。

      アップグレード プログラムが閉じます。 今すぐ再起動するオプションを選択した場合、システムが再起動し、アップグレードが完了します。

  11. (オプション)以下の条件を満たしているかどうかを確認します。

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