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ライセンス キーの CA Common Services PPOPTION データ セットへの配置

起動時に、CCS の CAIRIM コンポーネントの CA LMP サービスをコールすることによって、CA MIM のライセンス検証が実行されます。 CAIRIM のインストール、CA LMP の有効化、および CA LMP キーのコーディングの詳細については、「CA Common Services for z/OS」のドキュメントを参照してください。

PPOPTION データ セットの KEYS メンバの中でアクティブにしたい CA MIM コンポーネント(CA MIA、CA MIC、CA MII)に、それぞれ CA LMP キーを配置します。PPOPTION データ セットは、CAS9 JCL プロシージャにあります。

以下の手順に従います。

  1. CA MIM のインストール用テープまたは保守用のテープに同梱されている CA LMP のキー証明書を確認してください。

    この証明書には、以下の情報が含まれています。

    製品名

    CA MIM の商標または登録商標が、指定されたサイトおよび CPU に対してライセンスされていることを表します。

    製品コード

    CA MIM の機能に対応する、2 文字のコードを表します。

    補足

    CA MIM の特定の機能に対するライセンスの参照番号を、次の形式で表します。

    nnnnnn - nnn
    

    この形式は、北米と北米以外とでわずかに異なります。提供されない場合もあります。

    CPU ID

    CA MIM のインストールが有効である CPU を表します。

    実行キー

    CA MIM のインストールにおいて、CA LMP で必要とされる暗号化コードを表します。 インストール時には、LMP コードとして参照されます。

    満了日

    CA MIM のライセンスの有効期限が切れる日付を表します。 ddmmmyy の形式で示され、たとえば 27JAN13 のようになります。

    テクニカル コンタクト

    サイトで指定された技術担当者で、CA MIM のインストールと保守を担当する人の名前を表します。 これは、CA からの CA LMP に関するすべての連絡の宛先となる担当者です。

    MIS ディレクタ

    MIS ディレクタ(サイトでこの機能を実行する担当者)の名前を表します。 証明書に役職のみが指定されていて、個人名が指定されていない場合、証明書を修正または確認する際に実際の名前を追加してください。

    CPU 所在地

    CPU がインストールされている建物の場所を表します。

  2. CAI.PPOPTION 内の KEYS メンバを修正して、CA LMP Execution Key を CAIRIM パラメータに定義します。

    メンバ KEYS のパラメータ構造は、以下のとおりです。

    PROD(pp) DATE(ddmmmyy) CPU(tttt-mmmm/ssssss)
    LMPCODE(kkkkkkkkkkkkkkkk)
    
    pp

    2 文字の製品コードを指定します。 このコードは、CA MIM の以前のリリースが存在する場合、そのリリースに対して CAIRIM 初期化パラメータですでに使用していた製品コードと同じです。 これは必須です。

    pp の有効な値を次に示します。

    1A - CA MIA(GTAF および TPCF)

    1C - CA MIC(GCMF)

    1D - CA MII(GDIF、ECMF、および EDIF)

    1F - CA MIC(ICMF)

    ddmmmyy

    CA LMP のライセンス契約の満了期限を表します。

    tttt-mmmm

    CA LMP が実行される CPU タイプおよびモデルを表します(例: 2094-712)。 CPU タイプ、モデル、またはその両方で使用する文字が 3 文字以下の場合は、使用しない文字数分のスペースが挿入されます。 これは必須です。

    ssssss

    CA LMP が実行される CPU のシリアル番号を指定します。 これは必須です。

    kkkkkkkkkkkkkkkk

    CA LMP を実行するのに必要な実行キーを指定します。 この CA LMP 実行キーは、各 CA LMP ソフトウェア ソリューションに同梱されるキー証明書に記載されています。

例: CA LMP キーのコード化

以下の例は、CA LMP の実行ソフトウェア パラメータに対する制御ステートメントをコード化する方法を示しています。

注: CA MIM を実際のサイトにインストールする場合には、製品コードおよび実行キーの値が異なります。

PROD(1B) DATE (27MAR08) CPU(2094-712 /999999) 
LMPCODE(52H2K06130Z7RZD6)