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OS400 パスワード同期エージェントのインストール

ユーザは *ADDOBJ の権限を持っている必要があり、またエージェントがパスワード変更通知を受信するには以下も必要です。

エージェントは、パスワードが変更されたときに限り、開始されます。 パスワードを変更するには、CHGPWD コマンドを発行します。

注: パスワード同期に関して、グローバル ユーザにフラグを立てる必要があります。

iSeries の場合

  1. *ALLOBJ および *SECADM の権限(例: QSECOFR)を持つユーザとしてログオンします。
  2. PWDSYNCH というユーザを作成します。
    CRTUSRPRF USRPRF(PWDSYNCH) PWDEXP(*YES)
    
    注: セキュリティ対策として、ユーザは期限切れのパスワードで作成されます。
    
  3. savefile を作成し、任意のライブラリ(例: MYLIB)にインストール パッケージを格納します。
    CRTSAVF MYLIB/PWDSYNCH
    
  4. savefile を持つ Windows マシンでは、FTP を使用して iSeries に savefile を転送します。
    ftp <hostname>
    binary
    cd MYLIB
    put PWDSYNCH.FILE
    
  5. iSeries では、savefile からプログラムを抽出します。
    RSTLIB SAVLIB(PWDSYNCH) DEV(*SAVF) SAVF(MYLIB/PWDSYNCH)
    

    このコマンドは、同期エージェントを PWDSYNCH ライブラリに抽出してインストールします。

  6. インストールを確認します。
    DSPLIB PWDSYNCH
    

    以下のオブジェクトが表示されます。

    os400

  7. iSeries をセットアップして、パスワード確認出口プログラムとして PWDSYNCH を使用するようにします。
    CHGSYSVAL SYSVAL(QPWDVLDPGM) VALUE(*REGFAC)
    ADDEXITPGM EXITPNT(QIBM_QSY_VLD_PASSWRD) FORMAT(VLDP0100) PGMNBR(1)
    PGM(PWDSYNCH/PWDSYNCH) TEXT('eTrust Admin Password Synch Agent')
    
  8. iSeries 上で、CA IAM コネクタ サーバ用の接続パラメータを指定します。
    EDTF FILE(PWDSYNCH/CONFIG)