[ビューア プロパティ]-[ビューア]タブを使用すると、ビューア コンピュータの表示オプションと制御オプションを設定できます。
ビューアの表示オプションを設定するには、以下の手順に従います。
Windows では、特殊キー シーケンスはよく使われるコマンドのショートカットとして使用されます。 たとえば、Alt+Tab キーを押すことで表示ウィンドウの切り替え、Windows キーを押すことで[スタート]メニューの起動ができます。 これらのキー シーケンスをビューアに入力した場合、キーが押されたことによる処理をリモート コンピュータとビューア コンピュータのいずれで行なうのかは、Remote Control が決定することになります。
このオプションは、ビューアが全画面モードのときに入力された特殊キー シーケンスの動作に影響を与えます。 有効になっている場合、全画面モードで入力された特殊キー シーケンスは、すべてリモート コンピュータにリダイレクトされます。 オプションが有効ではない場合、特殊キーは、ウィンドウ モードでのキーボード リダイレクトと同じルールを使用してリダイレクトされます。
注: このルールでは、Ctrl+Alt+Del キー シーケンスのみ例外となります。 このキー シーケンスは、常にローカル コンピュータで操作され、リモート コンピュータにリダイレクトされません。 ただし、Ctrl+Alt+Del をシミュレートしたホット キーを作成できます。 手順 5 を参照してください。
デフォルト: True
[全画面モードでは、特殊キー シーケンスはすべてリモート マシンにリダイレクト]オプションが無効になっている場合、このオプションは、ビューアがウィンドウ モードのときに入力された特殊キー シーケンスの動作、または全画面モードのときに入力された特殊キー シーケンスの動作に影響を与えます。
有効になっている場合は、キーボードの右側の Alt キー、Ctrl キー、Shift キーおよび「Windows」キーを使用して入力した特殊キー シーケンスはすべて、リモート コンピュータにリダイレクトされ、キーボードの左側の同じキーを使用して入力したキー シーケンスはすべて、ローカル コンピュータにのみ影響を与えます。 無効になっている場合は、特殊キー シーケンスはすべて、ローカル コンピュータに影響を与え、リモート コンピュータにはリダイレクトされません。
たとえば、オプション有効時にユーザが右側の Windows キー(または、右 Ctrl + Esc キー)を押した場合、リモート コンピュータで[スタート]メニューが開きます。 ユーザが左側の Windows キーを押した場合は、ビューア コンピュータで[スタート]メニューが開きます。
注: このルールでは、Ctrl+Alt+Del キー シーケンスのみ例外となります。 このキー シーケンスは、常にローカル コンピュータで操作され、リモート コンピュータにリダイレクトされません。 ただし、Ctrl+Alt+Del をシミュレートしたホット キーを作成できます。 手順 5 を参照してください。
デフォルト: True
注: 一部の欧文キーボードでは、右側の Alt キーは「Alt Gr」と表示され、追加の欧文文字の出力に使用されます。 たとえば、英国キーボードでは、Alt Gr+4 キーを使用してユーロの通貨記号を出力します。 [拡張キーのリダイレクト]オプションが有効な場合、Alt Gr キーは通常の Alt キーと同様に機能します。 Alt Gr キーの機能を取得するには、Ctrl+Alt キーを押します。
デフォルト: 挿入
リモート コントロール、チャット、およびファイル転送のデータが暗号化されないよう指定します。
注: ターゲット ホストが FIPS 推奨モードまたは FIP のみモードで動作している場合、このオプションは無効です。データは常に FIPS 準拠技術を使用して暗号化されます。
リモート コントロール ビューアおよびホストのセッション データは暗号化されますが、ファイル転送およびチャットを使用したデータの送受信は暗号化されないよう指定します。
ファイル転送およびチャット通信を含むすべてのセッション データが暗号化されるよう指定します。 セッションを確立するための認証データ(たとえば、ユーザ名およびパスワード)は、セッション データに使用される設定にかかわらず、常に暗号化されます。
デフォルト: オフ
注: ファイル転送の暗号化は、[ファイル転送]タブでも制御されます。 ホスト コンピュータでの暗号化の有効化については、「Remote Control ホスト ヘルプ」を参照してください。
ビューアのマウスが動いていないときに、ビューア画面がホストのマウスに従うようにできます。 このオプションでは、自動パンのスクロール モード オプションは有効にも無効にも設定されませんが、自動パン モードでの動作が変更されます。
このオプションが無効で、自動パン モードがスクロール モード設定で選択されている場合、ホスト マウスの動作によってビューア ウィンドウがパンしてマウスのポインタに従うことはありません。 ビューア ウィンドウは、ホスト ウィンドウの上に移動した場合にのみ自動パンしてローカル マウスに従います。
このオプションが有効で、自動パン モードがスクロール モード設定で選択されている場合、ホスト マウスの動作によってビューア ウィンドウがパンしてマウスのポインタに従います。
注: 自動パンの位置の決定では、ローカル マウス ポインタが優先となります。
デフォルト: True
ホストの表示を拡大するとき、イメージにスムージング フィルタが適用されます。 フィルタにより、画面イメージを拡大したときに生じる濃淡のむらも取り除かれます。 このフィルタは、ビューアが[自動調整]モードになっており、拡大表示にしてビューア ウィンドウいっぱいに表示される場合にのみ有効です。
デフォルト: True
例: 通常のイメージ サイズ
![[拡大の前に]の例](o110094.png)
例: イメージの拡大、スムージングなし
![[スムージングを使用しない拡大]の例](o110095.png)
例: スムージングを使用したイメージの拡大
ホストの表示を縮小する場合に、スムージング フィルタがイメージに適用されるよう指定します。 このオプションは、スクロール モード[自動調整]および[縮小して調整]と共に使用します。 True の場合、倍率変更処理で失われた行と列のピクセルがマージされ、記録縮小時のイメージがより正確になります。 これにより、イメージの縮小時にテキストが非常に読みやすくなります。 このフィルタは、ビューアが[縮小して調整]または[自動調整]モードになっており、記録が縮小されてビューア ウィンドウ内におさまる場合のみに有効です。
デフォルト: True
例: 通常のイメージ サイズ
![[縮小の前に]の例](o110098.png)
例: イメージの縮小、スムージングなし
![[スムージングを使用しない縮小]の例](o110099.png)
例: スムージングを使用したイメージの縮小
[代替スムージング方法を使用]オプションを、スクロール モード[自動調整]および[縮小して調整]と共に使用するかどうかを指定します。 この設定では、[縮小時にスムージングを使用]オプションによって使用されるフィルタ方法が変更されます。 True の場合、バイリニア フィルタが使用されて、サイズ変更時によりスムーズなイメージを得ることができますが、ぼやけた感じになることもよくあり、さらにデフォルトのスムージング モードよりも動作が遅くなります。
デフォルト: False
例: 通常のスムージングを使用したイメージの縮小
![[通常のスムージングを使用した縮小]の例](o110100.png)
例: 代替スムージングを使用したイメージの縮小
ビューアの表示および制御オプションが保存されます。
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