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PIF 製品 MERCHANT の依存関係の定義

要件に指定されているように、アプリケーション MERCHANT は、Ingres Enterprise Relational Database(Ingres)を使用するデータベース アプリケーションです。 このため、PIF 製品 MERCHANT をインストールする前に、Ingres データベースをインストールする必要があります。

システムに適切な Ingres データベースが存在する場合にのみ製品 MERCHANT をインストールするため、プロトタイプ ファイルに依存関係を定義する必要があります。 製品情報セクションにハイライトされた新しい行では、以下のように依存関係および必要な製品を指定します。

@PRODUCT:
#phead: MERCHANT , 2.1.0.0 ;
#sys: Any ;
#locale: JPN ;
#comment: これはサンプルの PIF 製品です ;
#ppath: /home/merchant ;
#pdep: Ingres , 4.0.0.0 , >= ;
@ENDPROD:
#pdep: Ingres , 4.0.0.0 , >= ;

必要な製品の名前は、Ingres です。 バージョン番号 4.0.0.0 と後続の演算子 >= を組み合わせて、必要な Ingres 製品バージョンが 4.0.0.0 以上であることを指定します。 インストーラでは、製品 MERCHANT をインストールする前に、ターゲット コンピュータに適切な Ingres のバージョンがインストールされているかどうかがチェックされます。

コマンド行から依存関係を定義するには、テキスト エディタを使用して、プロトタイプ ファイルに新しく #pdep: 行を追加します。

パッケージャ GUI での依存関係を定義するには、以下の手順に従います。

  1. smgui コマンドを実行し、パッケージャ GUI を起動します。
  2. プロジェクト ペインで、PIF 製品 MERCHANT を選択します。
  3. [依存関係]タブを選択します。
  4. サブプロジェクト ペイン内を右クリックして、コンテキスト メニューから[追加]を選択します。

    [製品の依存関係]ダイアログ ボックスが表示されます。

  5. 以下の値を入力または選択します。

    製品名: Ingres

    製品バージョン: 4.0.0.0

    依存関係のタイプ: 必須

    演算子: >=

  6. [追加]をクリックします。

    依存関係の仕様がプロトタイプ ファイルに組み込まれます。