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設定ポリシー内の設定

CA Service Desk Manager 統合のための設定は、CA ITCM 設定ファイル(comstore.xml)のパラメータ セクション sdintegration で指定されます。 この設定ファイル内のパラメータは、共通設定(CCNF) ポリシーを使用して集中管理されるようにセットアップされます。

以下のパラメータが、CA Service Desk Manager 統合に使用されます。

SdIsEnabled

CA Service Desk Manager 統合が可能であるかどうかを示します。 SdIsEnabled の値が True の場合、CA Service Desk Manager 統合は可能です。 この値が False の場合は、統合できません。

デフォルト: False

SdEnd

CA Service Desk Manager Web サービスへの URL を示します。

デフォルト: http://myhost:8080/axis/services/USD_R11_WebService

myhost は CA Service Desk Manager Web サービスの適切なサーバ アドレスに置き換えてください。 ポート 8080 が初期設定です。

SdLogonManaged

CA Service Desk Manager Web サービスへのログオンの制御方法を示します。 この値が Managed の場合、ログオンは PKCS#12 証明書を介して制御されます。 この値が Notmanaged の場合は、ログオンはユーザ アカウントとパスワードを介して制御されます。

デフォルト: Managed

SdUsr

CA Service Desk Manager Web サービスにログオンするためのユーザ アカウントを定義します。 このパラメータは、SdLogonManaged が Notmanaged に設定されている場合にのみ使用されます。

デフォルト: System_MA_User

SdPwd

CA Service Desk Manager Web サービスにログオンするためのパスワードを定義します。 このパラメータは、SdLogonManaged が Notmanaged に設定されている場合にのみ使用されます。

注: SdUsr アカウントに加えて、現在ログオンしているユーザのアカウントが重要です。 管理対象アセットとの関係で、DSM エクスプローラ GUI から一時的チケットが作成された場合、このアカウントは CA Service Desk Manager 内でチケットの作成者として参照されます。 チケットが Asset Management または Software Delivery との関連で作成された場合は、チケットの作成者は常に管理者になります。

デフォルト:

SdPolicy

ログイン先の CA Service Desk Manager サービス アウェア ポリシーの名前を示します。 このパラメータは、SdLogonManaged が Notmanaged に設定されている場合にのみ使用されます。 管理ログオンで使用される PKCS#12 証明書には、常にこの値よりも優先されるポリシーの記述がすでに含まれています。 このパラメータを指定しなかった場合は、デフォルトの CA Service Desk Manager ポリシーが選択されます。

デフォルト: MANAGED_ASSET_EVENTS

SdThrottle

ネットワークおよび CPU のスロットリングが有効かどうかを指定します。 この値が True の場合、スロットリングが有効です。 この値が False の場合、スロットリングが無効です。

デフォルト: False

SdTimeout

CA Service Desk Manager Web サービスの呼び出しのタイムアウトを指定します。 この値は、送信、受信、および接続時に強制的にタイムアウトになるように変更することができます。 正の値は、タイムアウトになるまでの秒数を示します。たとえば、値が 20 の場合は、20 秒後にタイムアウトになることを指定します。 負の値は、ミリ秒を示します。たとえば、値が -200 の場合は、200 ミリ秒後にタイムアウトになることを指定します。

デフォルト: 0 (無限)