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Remote Control の管理

コンピュータ グループによって、コンピュータをエージェントの設定ポリシーのアプリケーションに対してグループ化することができます。 このため、CA IT Client Manager のほかのコンピュータおよびユーザ グループのように、リモート コントロール機能を持つコンピュータおよびユーザ グループは、グループの詳細管理機能を使用して、DSM エクスプローラで管理されています。 この詳細管理機能にはグループ プロパティおよびセキュリティ権限の設定、設定ポリシーの定義、アドレス帳の作成、アドレス帳のユーザ権限の設定が含まれます。

リモート コントロール機能を利用したグループの作成の基本的なステップは、以下のとおりです。

  1. [コンピュータおよびユーザ]ノードの下に新しいグループを作成します。

    たとえば、ヨーロッパの組織の特定のリモート ホスト コンピュータが含まれる Europe という名前のグループを作成すると想定します。

  2. グループのプロパティおよびセキュリティ権限を設定します。

    注: グループの作成およびグループ プロパティとセキュリティ権限の設定の詳細については、「DSM エクスプローラ ヘルプ」の「コンピュータおよびユーザ」および「共通セキュリティ」を参照してください。

  3. Remote Control ホスト エージェントをリモートでアクセスするコンピュータに展開します。

    各コンピュータの[コンピュータ名]ペインには、[ホームページ]、[インベントリ]、[ソフトウェア]、[インスタント診断]、および[詳細]の各タブが表示されます。 [ソフトウェア]タブ ページには、Remote Control ホスト エージェントが展開およびインストールされているかどうかが示されます。

    注: インフラストラクチャ展開ウィザードの詳細については、「DSM エクスプローラ ヘルプ」および「実装ガイド」の「展開」を参照してください。 [コンピュータ名]ペインの詳細については「DSM エクスプローラ ヘルプ」の「コンピュータおよびユーザ」を参照してください。

  4. リモート コントロールのホスト コンピュータを[すべてのコンピュータ]ウィンドウから新しいグループにドラッグ アンド ドロップします。

    注: Remote Control エージェントのステータスに基づいて、[すべてのコンピュータ]ペインのコンピュータの表示をフィルタリングできます。

  5. [コントロール パネル]-[設定]-[設定ポリシー]-[デフォルト コンピュータ ポリシー]-[DSM]-[リモート コントロール]ノードおよびペインを使用して、リモート コントロール固有の設定ポリシーを適用します。

    注: リモート コントロール ポリシーの詳細については、「DSM エクスプローラ ヘルプ」の「設定ポリシー」を参照してください。

  6. [コンピュータおよびユーザ]-[ヨーロッパ]-[グループの詳細]-[Remote Control 権限]ペインを使用して、グループをグローバル アドレス帳ルート グループとして設定します。

    グローバル アドレス帳を Remote Control ビューアのユーザが利用することができます。 (ローカル アドレス帳も作成することができます。)

    注: 詳細については、「Remote Control ビューアのヘルプ」を参照してください。

  7. グローバル アドレス帳のグループにユーザ権限を追加します。

DSM エクスプローラまたは Remote Control ビューアのいずれかを使用した、新しいコンピュータ グループへの認証されたユーザからのリモート コントロール セッションが可能になりました。

関連項目:

ユーザ権限

[ユーザ権限の追加]ダイアログ ボックス

新規アドレス帳の作成

設定ポリシーの適用

インフラストラクチャ展開ウィザード

[Remote Control 権限]ペイン

Remote Control セッション