電源管理カレンダ設定ポリシーには、競合しない時間範囲のみを定義する必要があります。 競合しない時間範囲を指定することによって、作成した電源管理カレンダにおいて、それぞれの時間範囲の結果を明確に判断することができます。
以下のシナリオ例は、競合するさまざまな時間範囲を示しています。
このシナリオでは、2 つの[標準の曜日]タイプの時間範囲の一方はすべての土曜日と日曜日にシャットダウンを有効化するように定義されており、もう一方はすべての日曜日にシャットダウンを無効化するように定義されています。 このような標準の曜日の時間範囲は本質的に矛盾しているため、定義しないでください。 このタイプのシナリオでは、シャットダウン動作は未定義となります。
このシナリオでは、2 つの[特定の日付]タイプの時間範囲の一方は 2009 年 7 月 15 日にシャットダウンを無効化するように定義されており、もう一方は同じ日にシャットダウンを有効化するように定義されています。 このような特定日付タイプの時間範囲は本質的に矛盾しているため、定義しないでください。 このタイプのシナリオでは、シャットダウン動作は未定義となります。
このシナリオでは、2 つの[日付範囲]タイプの 時間範囲の一方は 2009 年 10 月 1 日から 2009 年 10 月 15 日にシャットダウンを無効化するように定義されており、もう一方は 2009 年 10 月 10 日から 2009 年 10 月 15 日にシャットダウンを有効化するように定義されています。 このような日付範囲の時間範囲は本質的に矛盾しているため、定義しないでください。 このタイプのシナリオでは、シャットダウン動作は未定義となります。
このシナリオでは、[標準の曜日]の時間範囲はすべての水曜日にシャットダウンを無効化するように定義されており、[特定の日付]の時間範囲は 2009 年 6 月 17 日(水曜)にシャットダウンを有効化するように定義されています。 この場合、[特定の日付]の時間範囲が[標準の曜日]の時間範囲に優先し、その特定の日付にシャットダウンが有効化されます。
このシナリオでは、[日付範囲]の時間範囲は 2009 年 9 月 20 日から 2009 年 9 月 30 日にシャットダウンを無効化するように定義されており、[特定の日付]の時間範囲は 2009 年 9 月 21 日にシャットダウンを有効化するように定義されています。 このような時間範囲は本質的に矛盾しているため、定義しないでください。 このシナリオでは、シャットダウン動作は未定義です。
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