ENC ゲートウェイ サーバ ポリシー グループ
ENC ゲートウェイ サーバ ポリシー グループには、ENC ゲートウェイ サーバの以下のポリシーが含まれています。 ポリシー設定は、インストール時にサーバ設定ファイル server.properties にコピーされます。 この設定は、ポリシーが ENC クライアント サービスで配信されるとき、または encUtilCmd がサーバ プロパティをリフレッシュするのに使用されるときに更新されます。
注: encUtilCmd の詳細については、「encUtilCmd コマンド リファレンス」を参照してください。
ポリシーをダブルクリックして[プロパティの設定]ダイアログ ボックスを表示すると、そのポリシーのパラメータ値を変更できます。
親のゲートウェイ サーバの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名(FQDN)を指定します。
ENC ゲートウェイ マネージャの場合、このパラメータは空です。 マネージャはいずれにも登録しません。
ENC ゲートウェイ サーバの場合、これは ENC ゲートウェイ サーバのアドレスです。 サーバはマネージャに登録して、自身と、このサーバに登録するすべての ENC クライアントを ENC インフラストラクチャにとって既知にします。
ENC ゲートウェイ ルータの場合、これは ENC ゲートウェイ サーバのアドレスです。 ルータはサーバに登録して、自身を ENC にとって既知にして接続で使用可能にします。
サーバまたはルータでこのパラメータを空白にすると、そのサーバまたはルータは登録ができなくなり、ENC インフラストラクチャには認識されなくなります。 サーバに登録されているクライアントも認識されなくなります。
デフォルト: 空、<ローカル管理>
仮想のクライアント接続、またはエンド ポイント接続(クライアントからルータ、そしてクライアントまで)に許可されている最大時間を秒単位で指定します。 この値はルータによって使用され、確実に、接続応答の両方のエンドがこのタイムアウト期間内でサーバに応答し、これらがデータ転送の用意ができているようにします。 何らかの理由で、あるピアの応答が遅い場合は、他のピアがこのタイムアウトについての通知を受け、仮想接続はルータ サーバで破壊されます。
デフォルト: 90、<ローカル管理>
ENC ゲートウェイ サーバがマネージャのロールを行うかどうかを示します。 1 つの ENC ネットワークにはマネージャは 1 つのみであり、ゲートウェイ サーバはすべてそのマネージャに登録されます。 ENC ゲートウェイ マネージャでは、すべてのクライアントおよびルーターが把握されています。 クライアントは、このサーバに、このクライアントが別のクライアントに接続を望むことを通知します。 ENC ゲートウェイ マネージャでは、使用する ENC ゲートウェイ ルータが決定され、各クライアントがこれに接続するよう通知されます。 このサーバは、すべてのクライアントおよびルータに見える状態です。 マネージャは 1 つだけであるので注意してください。
デフォルト: False、<ローカル管理>
ノンブロッキング ソケット サポートまたはブロッキング ソケット サポートが有効であるかどうかを示します。 True である場合、ノンブロッキング ソケット サポートが有効化され、IPv4 のみをサポートする最大のスケーラビリティを提供します。 False である場合、ブロッキング ソケット サポートが代わりに有効になり、スケーラビリティは小さくなりますが、IPv6 のサポートも提供されます。 Java Development Kit(JDK)1.5 における制限とは、IPv4 をインストールしていないマシンでは IPv6 サポートも機能しないことを意味します。 この問題は、今後の JDK のリリースで修正される予定です。
デフォルト: True、<ローカル管理>
ENC ゲートウェイ サーバがルータの役割を果たしているかどうかを示します。 ENC ゲートウェイ ルータは、2 つのクライアントを接続し、2 つのアプリケーション間に仮想の接続を提供します。 相互に接続を望むクライアントは、ルータに接続し、次にルータは 2 つのクライアント間でデータを中継して、仮想の接続を行います。
デフォルト: False、<ローカル管理>
ENC ゲートウェイ サーバが登録サーバの役割を果たしているかどうかを示します。 サーバはクライアントから登録を受け取り、この内容を ENC ゲートウェイ マネージャにレポートします。 このサーバは、すべてのクライアントに見える状態です。 サーバの目的は、クライアントからの多数の接続を、マネージャへの 1 つの接続に集中させて、多数のコンピュータにスケーラビリティを提供することです。
デフォルト: False、<ローカル管理>
True である場合、TCP_NODELAY を有効化し、Nagle アルゴリズムを無効にします。 一般に、この値はトラブルシューティングの目的にのみ変更されます。
デフォルト: True、<ローカル管理>
ENC ゲートウェイ サーバがクライアントからの HTTP 接続をリスンするために使用するポート番号を指定します。 ENC ゲートウェイは HTTP を使用して別の ENC ゲートウェイに接続することはありません。
デフォルト: 80、<ローカル管理>
各 ENC クライアントが ping の結果を返すために許可される最大時間を秒単位で指定します。 ある ENC クライアントが別の ENC クライアントに接続したいとき、各クライアントは利用可能なルータのリストを ping し、ENC ゲートウェイ マネージャにその結果を返すよう求められます。
デフォルト: 60、<ローカル管理>
ENC ゲートウェイがクライアント接続をリスンするために使用する TCP ポート番号を指定します。
デフォルト: 443、<ローカル管理>
他の ENC ゲートウェイ サーバとの接続に使用される TCP ポートを指定します。
デフォルト: 443、<ローカル管理>
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