ハードウェア インベントリの設定およびスケジュールを行うには、エージェント コンピュータからインベントリを収集するためにアセット管理エージェントが実行するアクションをまず理解する必要があります。 このプロセスを理解すると、インベントリ収集プロセスのトラブルシューティングのほか、インベントリを収集する頻度およびその間隔でインベントリを収集する影響に基づくハードウェア インベントリのスケジュールにも役立ちます。
エージェントにより以下のアクションが実行され、ハードウェア インベントリが収集されます。
注: エンジンによりデータが収集される前にエージェントが 2 回以上実行された場合、実行のたびにインベントリ ファイルが作成されます。 たとえば、一般インベントリ情報は、i01、i02 のように順に拡張子が付けられて収集されます。 したがって、i00 から i23 までの 24 個のファイルが作成されます。
このプロセスには、エージェント、収集タスク、およびエンジン収集タスクという 3 つのオブジェクトが関与しています。 これらのオブジェクトにはそれぞれ、個別のスケジューリング オプションが備わっています。 これらのオブジェクトのスケジューリングに違いがある場合は、以下の点を考慮する必要があります。
以下の例で、このシナリオについて説明します。 3 つのオブジェクトに、以下のスケジューリング オプションが指定されているとします。
この場合、エージェントは 1 時間に 1 回実行され、収集タスクがただちに実行されます。 ただし、エンジンは 1 日に 1 回しか情報を収集できません。 したがって、エージェントは 1 日に 24 回情報を収集するのに、データベースは 1 回しか更新されません。 このようなシナリオは望ましくありません。 最適な実装にするために、収集タスクとエンジン収集タスクが同時に実行されるようにスケジュールすることができます。 これにより、データベース内のすべての収集済みデータが確実に更新されます。
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