CA Executive Insight では、モバイル デバイス上で会社の重要なビジネス メトリックを参照できます。 これらのビジネス メトリックは、プレーン テキスト形式で表データを格納する CSV (文字区切り値)ファイルを含む、さまざまなソースから取得できます。 CA Executive Insight は区切り文字として、カンマ、セミコロン、コロン、およびタブをサポートしています。
CA Executive Insight では、CA Executive Insight データベースに CSV ファイル データをアップロードできます。 このデータをモバイル デバイス上で参照できるように設定できます。
次の手順に従ってください:
CSV ファイルにはタイム スタンプの行およびメトリック名の列(またはその逆)が必要です。 オプションで、CSV ファイルには各メトリック名と共に、メトリック パスまたは測定単位も含めることができます。 測定単位またはパス、あるいはその両方は、別々の行または列に指定する必要がありますが、それらの配置はメトリック名の配置と同じである必要があります。
注: CSV ファイルの推奨の最大ファイル サイズは 2 MB です。 ただし、これは設定可能な値であり、必要に応じて更新できます。
重要: ファイル サイズを増やすと、サーバで処理しているほかの負荷によっては、サーバ プロセスでメモリ不足に陥る場合があります。 データの永続化が十分に速くない場合、データを失う可能性もあります。 この値を変更する場合は十分に注意してください。
このプロパティは以下で更新できます。
install_dir¥config¥execConfig.properties
install_dir/config/execConfig.properties
CA Executive Insight がインストールされているディレクトリを指定します。
以下の値を編集することで、このプロパティを更新できます。
service.dirMonitor.maxCsvFileSize=<desired file size in Megabytes>
[メトリック コネクタ]ページが表示されます。
新規の[ユニバーサル CSV ファイル コネクタ]ページが表示されます。
コネクタの名前を定義します。
制限: 255 文字以下
コネクタ名は、CA Executive Insight のデフォルトの場所用のフォルダ名として使用されます。そのため、コネクタ名には、?、%、#、;、|、<、>、¥、/ などの特殊記号は使用できません。
注: コネクタ名は一意である必要があります。
(オプション)コネクタの説明を定義します。
制限: 512 文字以下
デフォルトのフォルダの場所は以下のとおりです。
<Executive Insight のインストールディレクトリ>/csvUploads/<コネクタ名>
オプションで、フォルダの場所を指定できます。 別のフォルダの場所を指定するには、ローカルまたはリモート マシン上のフォルダを利用できます。 CA Executive Insight ではフォルダは作成されないため、フォルダはすでに存在している必要があります。フォルダが存在しない場合、エラー メッセージが表示されます。
このフォルダにアクセスするためのフル パスを指定します。 リモート マシン上の共有フォルダは読み取り/書き込みが共有である必要があります。 読み取り専用の共有の場合はエラーになります。 CA Executive Insight がデフォルト以外の場所にあるフォルダにアクセスできない場合、ログ ファイルにエラー メッセージが記録されます。 フォルダがアクセス可能になると、CA Executive Insight は監視を再開します。
ドロップダウン リストの 4 つのオプション(カンマ、セミコロン、コロン、タブ)から CSV ファイルの区切り文字を選択します。
デフォルト: カンマ
CSV ファイル内のデータ開始行の番号を入力します(必須)。 1 以降の番号がサポートされています。
CSV ファイル内のデータ開始列の番号を入力します(必須)。 サポートされている文字と数字は、Excel で使用されている表記法と同様です。
使用中のファイルでは、データ開始行およびデータ開始列の値の後に数値以外の値を指定することはできません。
ドロップダウン リストから CSV ファイル内のデータの配置を選択します。
これらのフィールドは、これらの各フィールドを見つけることができる行または列を表します。
これは必須フィールドではありません。 アップロードしたファイルで指定できます。 このフィールドは、ビジネス インジケータの作成時にのみ考慮されます。 ビジネス インジケータの値が更新または無視される後続のアップロードでは更新されません。 既存のビジネス インジケータ用にこの値を更新するには、「基本的なビジネス インジケータのカスタマイズ」を参照してください。
この値は CA Executive Insight でサポートされなくなると無視され、このアクションのログ ファイル メッセージが書き込まれます。
ドロップダウン リストから複数の日付/時間形式を選択できます。また、組織に固有の任意の形式を指定することもできます。 この形式には選択した区切り文字を含めることができません。
注: 使用中のファイルでは、データ開始行およびデータ開始列の値の後に数値以外の値を指定することはできません。 後続の値はすべてメトリック データである必要があります。
コネクタのプロパティはすべて更新可能であり、次に処理されるファイルで使用されます。 CSV コネクタが作成されました。
CA Executive Insight は、毎分指定のフォルダの場所をスキャンしてそのディレクトリ内で見つかったすべての CSV ファイルからデータを抽出し、適切なビジネス インジケータを作成または更新します。 拡張子が「.csv」の CSV ファイル タイプのみが処理されます。ほかのすべてのファイル タイプと拡張子は無視されます。 抽出が成功した CSV ファイルは、ソース ディレクトリから削除されます。 抽出が失敗した場合、「.bad」拡張子がファイル名に追加され、そのファイルは監視対象ディレクトリ内に残ります。 CA Executive Insight は、ファイル抽出またはアップロードのすべてのエラー メッセージをログ ファイルに出力します。
ビジネス インジケータは、メトリック名とメトリック パスのデータで一意に識別されます。
CA Executive Insight は 1 分単位の精度でデータを保存します。 1 分間に保存されるデータ値は 1 つのみです。 1 分間に 2 つ以上のデータ値がある場合、タイム スタンプに対して最初の値が保存されます。 ほかの値はすべて無視されます。
データは、12:30、1:30 など、毎時 30 分に集計されます。 15 分または1 時間以外のタイムフレームでは、集約が実行されるまでデータは利用可能になりません。 1 時間より前のデータはすべて、データが集約された後で表示されます。 ファイルによっては、2 つの集約サイクルが必要な場合があります。
データベース内にすでにタイム スタンプがある既存のビジネス インジケータ用のデータが含まれた新規ファイルをアップロードすると、更新された値が使用され、集約が再度実行されます。
注: CSV 内に見つかるメトリックはすべて自動的にビジネス インジケータとなります。 他のタイプのコネクタと同様にメトリックを選択する必要はありません。
日付/時間形式では大文字と小文字は区別されません。 文字「m」は、「h」と「s」のいずれが検出されるかによって内容が異なります。 「h」(時間)が検出された場合、次の「m」の値は分になります。「m」の直後に「s」(秒)が検出された場合も「m」は分になります。それ以外の場合、「m」は月を表します。
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表示方法 |
使用する形式コード |
|---|---|
|
月(1 ~ 12) |
m |
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月(01 ~ 12) |
mm |
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月(1 月 ~ 12 月) |
mmm |
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月(1 月 ~ 12 月) |
mmmm |
|
日(1 ~ 31) |
d |
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日(01 ~ 31) |
dd |
|
日(日曜 ~ 土曜) |
ddd |
|
日(日曜 ~ 土曜) |
dddd |
|
年(00 ~ 99) |
yy |
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年(1900 ~ 9999) |
yyyy |
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時間(0 ~ 23) |
h |
|
時間(00 ~ 23) |
hh |
|
分(0 ~ 59) |
m |
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分(00 ~ 59) |
mm |
|
秒(0 ~ 59) |
s |
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秒(00 ~ 59) |
ss |
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時間(4 AM) |
h AM/PM |
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