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ODBC データ ソースの注意事項

以下は、CA Enterprise Log Manager に関連している ODBC データ ソース フィールドの説明です。

データ ソース名

このデータ ソースの名前を作成します。 このデータを使用するクライアント アプリケーションがデータ ソースに接続する際に、この名前を使用します。

サービス ホスト

クライアントが接続する CA Enterprise Log Manager サーバの名前を指定します。 ホスト名または IPv4 アドレスのいずれかを使用できます。

サービス ポート

CA Enterprise Log Manager サーバが ODBC クライアント接続をリスンする TCP サービス ポートを指定します。 デフォルト値は 17002 です。 ここで設定した値は、ODBC サーバ サービスの設定と一致する必要があります。一致しない場合、接続は失敗します。

サービス データ ソース

このフィールドは空白のままにします。そうでない場合、接続の試行は失敗します。

暗号化 SSL

クライアントと CA Enterprise Log Manager サーバ間の通信で暗号化を使用するかどうかを指定します。 デフォルト値では SSL は有効です。 ここで設定した値は、ODBC サーバ サービスの設定と一致する必要があります。一致しない場合、接続は失敗します。

カスタム プロパティ

イベント ログ ストアで使用するための接続プロパティを指定します。 プロパティ間の区切り文字は、スペースのないセミコロンです。 推奨されるデフォルト値には、以下のものがあります。

querytimeout

この時間データの返信がない場合にクエリが終了するタイムアウト値を秒単位で指定します。 以下は、このプロパティで使用する構文です。

querytimeout=300
queryfederated

連携クエリを実行するかどうかを指定します。 この値を false に指定すると、データベース接続が確立された CA Enterprise Log Manager サーバ上でのみクエリが実行されます。 以下は、このプロパティで使用する構文です。

queryfederated=true
queryfetchrows

クエリが成功した場合に、1 回のフェッチ操作で取得する行数を指定します。 最小値は 1 で、最大値は 5000 です。 デフォルト値は 1000 です。 以下は、このプロパティで使用する構文です。

queryfetchrows=1000
offsetmins

この ODBC クライアントのタイムゾーンのオフセットを指定します。 値を 0 に指定すると、GMT が使用されます。 お使いのタイムゾーンの GMT からのオフセットを設定する際に、このフィールドを使用できます。 以下は、このプロパティで使用する構文です。

offsetmins=0
suppressNoncriticalErrors

データベースが応答しない、ホストが応答しないなどの、クリティカルでないエラーが発生した場合のインターフェース プロバイダの動作を示します。

以下は、このプロパティで使用する構文です。

suppressNoncriticalErrors=false