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FIPS（Federal Information Processing Standards： 連邦情報処理標準） 140-2 は、製品が暗号化に使用すべき暗号のライブラリおよびアルゴリズムのセキュリティ標準です。 FIPS 140-2 暗号化は、CA 製品のコンポーネント間、および CA 製品とサードパーティ製品間におけるすべての機密データの通信に影響を与えます。 FIPS 140-2 では、機密性の高い未分類のデータを保護するセキュリティ システム内で暗号アルゴリズムを使用するための要件が指定されています。
CA Enterprise Log Manager では、FIPS モードで動作する場合に、FIPS 準拠のアルゴリズムを使用してイベント トラフィックを保護することにより、FIPS に対応しています。 また、CA Enterprise Log Manager はデフォルトでFIPS 非準拠モードも提供しています。このモードでは、FIPS 準拠のアルゴリズムでイベント トラフィックが保護されません。 連携ネットワーク内の CA Enterprise Log Manager サーバでは、2 つの動作モードを混在させることはできません。 つまり、FIPS 非準拠モードで実行中のサーバが、FIPS モードで実行中のサーバとクエリおよびレポート データを共有することはできません。
FIPS モードの有効化および無効化に関する詳細は、「実装ガイド」の CA Enterprise Log Manager のインストールに関するセクション、およびオンライン ヘルプのシステム ステータス サービスに関するセクションを参照してください。
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