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AUTOGEN アクション オプション

コンポーネント エレメントの ADD、UPDATE、GENERATE アクションにおいて指定された場合、AUTOGEN アクション オプションは using エレメントを自動的に生成します。 using エレメントは、コンポーネント エレメントを使用するエレメントです。 たとえば、AUTOGEN がコピーブック COPYA に対して指定された場合、そのコピーブックを使用するプログラムは using エレメントです。 マクロ タイプのエレメントに対して AUTOGEN を指定すると、マクロを使用するソース エレメントを自動的に生成します。その後、適切なリンク エレメントを生成します。

AUTOGEN は、ADD、UPDATE、GENERATE アクションに対して、バッチでのみ利用可能であり、パッケージでは使用できません。 元の生成されたエレメントからの CCID およびコメントが使用されます。 AUTOGEN は、ターゲット コンポーネントと同じインベントリ ロケーションまたは論理マップの上部にある using エレメントのみを生成します。 システムまたはサブシステム全体に存在する using エレメントを生成するには、AUTOGEN SPAN オプションを使用できます。 SPAN オプションの詳細については、「管理ガイド」の「システムおよびサブシステム間の AUTOGEN SPAN」を参照してください。

ステートメント グループ内のいずれか 1 つにおいて AUTOGEN オプションを指定すると、ステートメントが実行される前に、これらすべてのステートメントが現在のインベントリの内容に基づいて解決されます。 GENERATE ELEMENT* などのステートメントは、GENERATE アクションのロケーションおよびオプションに基づいてアクションを作成します。 処理中、重複した GENERATE アクションは排除され、AUTOGEN で作成されたすべての GENERATE アクションに対してソースなしオプションが有効になります。 管理者は、オプション機能テーブル（ENCOPTBL）で AUTOGEN_SOURCE をアクティブにすることにより、AUTOGEN 機能の動作を変更できます。 このオプションがアクティブな場合、using エレメントの GENERATE アクションは、NoSource オプションではなく Copyback オプションで作成されます。

AUTOGEN はコンポーネントの重複処理を排除し、必要なユーザ操作を減らすことによって処理効率を向上させます。ユーザは、Automated Configuration Manager Query （ACMQ）機能を使用してエレメント コンポーネントに対する追加 GENERATE アクションを作成し、それから処理用に別のバッチ ジョブを実行するという操作をする必要がなくなりました。

AUTOGEN をシミュレーション モードで実行して、AUTOGEN リクエストの影響を確認することができます

AUTOGEN には以下の制限が適用されます。

• AUTOGEN にはグローバル タイプ シーケンスが必要で、これにより、すべてのコンポーネントの処理が完了した後、コンポーネントを使用するエレメントが生成されます（たとえば、ソースの前にマクロ、ロード モジュールの前にソース、など）。
• AUTOGEN は、タイプがグローバル タイプ シーケンス テーブルにリストされているコンポーネントにのみ動作します。 コンポーネントのタイプがグローバル タイプ シーケンス テーブルにリストされていない場合、AUTOGEN リクエストは無視されます。
• サイトでは、オプションの CA Endevor Automated Configuration を購入およびアクティブ化しておく必要があります。 ［サイト表示］パネルを使用すると、ユーザのサイトでこのオプションが有効（ASCM=Y）に設定されているかどうかを確認できます。
• AUTOGEN は、パッケージに含まれるアクションでは指定できません。承認者は承認すべき SCL ステートメントを参照する必要があるためです。
• AUTOGEN および BYPASS GENERATE ELEMENT （GENERATE ELEMENT=N）オプションは排他関係にあります。
• AUTOGEN はバッチ オプションです。 フォアグラウンド リクエストでは指定できません。