CA Endevor SCM のインベントリ構造では、以下を実行できます。
BPI には、事前定義済みのインベントリ構造が含まれています。 構造(環境、システム、サブシステム、タイプなど)の概要は、テーブル ファイル メンバ内で説明されています。
BPI は、インベントリ構造コンポーネントの以下のデフォルト定義を提供します。
環境
デフォルトの環境名は、BPI 入力テーブル T#ENVMTS で配布されます。 各データ行は、環境名およびステージ情報で構成されます。
注: BPILIB にある BPI REXX メンバ O#ENVMTS は、T#ENVMTS と常に同期している必要があります。
これらのテーブル内の行は、ソフトウェア変更ライフサイクル(C1DEFLTS テーブルで設定)、CA Endevor SCM 構成テーブル、および SCL メンバを作成するために使用されます。 作成する環境、環境のステージ名、および環境のエントリ ステージを指定します また、マップ方法(次にマップする環境および次にマップする環境のステージ)を指定します。
システム
デフォルトのシステム名は、T#ADMSYS および T#SYSTMS メンバで配布されます。 各データ行は、システム名および説明で構成されます。 T#ADMSYS は ADMIN 環境のみに使用されます。 配布される ADMIN 環境には、1 つのシステムおよびサブシステムが含まれます。 管理者環境を維持する必要があります。 BPI はデフォルトで、残りのアプリケーション システムが使用するすべての CA Endevor SCM プロセッサおよび構成テーブルのメイン リポジトリとして、T#ADMSUB で指定された最初の ADMIN システムを作成します。 プロセッサ アウトプット ライブラリのシステム名は、デフォルトで T#ADMSYS で指定された最初のシステムになります。 T#ADMSYS テーブルに行を追加することにより、ADMIN 環境にシステムを追加できます。
T#SYSTMS テーブルは、管理者環境および未使用環境を除き、T#ENVMTS テーブルで定義されたすべての環境によって使用されます。 これには、配布されたテーブル内の開発、品質保証、本番、緊急、およびアーカイブ環境が含まれます。
T#SYSTMS テーブルは T#SUBSYS テーブルと関連しています。 T#SYSTMS テーブルでシステム行を追加または削除する場合は、T#SUBSYS テーブルの関連する行を追加または削除する必要があります。
BPI で配布されるシステム定義のデフォルトを以下に示します。
サブシステム
デフォルトのサブシステム名は、T#ADMSUB および T#SUBSYS メンバで配布されます。 各行は、システム名、サブシステム名、および説明で構成されます。 T#SUBSYS で指定されたシステムは、T#SYSTMS で指定されたシステムと一致する必要があります。 T#ADMSUB で指定されたシステムは、T#ADMSYS で指定されたシステムと一致する必要があります。
配布されるサブシステム定義は、次のサブシステムがデフォルトで現在のサブシステムになることを指定します。
タイプ
デフォルトのタイプ名は、T#ADMTYP および T#TYPES メンバで配布されます。 T#ADMTYP メンバは管理者環境のタイプを定義するために使用されます。また、T#TYPES メンバは、開発、品質保証、本番、緊急、未使用、およびアーカイブ環境のタイプを定義するために使用されます。 これらのメンバの各行のデータの長さは、200 文字です。 各行は、タイプ名、プロセッサ グループ名、GENERATE、MOVE、および DELETE プロセッサ名、前景許可フラグ、言語、Panvalet および Librarian ソース言語、比較 FROM および比較 TO 列、エレメントのデルタ形式、およびタイプおよびプロセッサ グループの説明から構成されます。 タイプが BPI プロセス中に定義されると、各タイプに対してリストされた最初のプロセッサ グループがデフォルトのプロセッサ グループになります。
注: BPI プロセスが実行され、サイトで拡張プロセッサ オプションを購入していない場合、DEFINE TYPE PROCESS アクションが実行された時点で実装は失敗します CA Endevor SCM が C1DEFLTS 構成テーブルの PROC パラメータ値に対してチェックを行い、このオプションがアクティブでないと判断した場合、このアクションを実行するとリターン コード 12 が返されます。
BPI で配布されるタイプ定義のデフォルトを以下に示します。
注: REGRESSION% のしきい値は、0 に設定されるログ デルタ形式またはイメージ デルタ形式を除いて、80 に自動的に設定されます。
プロセッサ グループ
プロセッサ グループおよびプロセッサ名は、タイプ属性と共に T#ADMTYP および T#TYPES メンバに含まれています。
タイプ PROCESS によって使用される特殊な Endevor プロセッサ グループには、例外的な命名基準が適用されます。 このプロセッサ グループの名前は PROCESS です。
BPI で配布されるプロセッサ グループ定義のデフォルトを以下に示します。
プロセッサ シンボル
プロセッサ グループ シンボルのオーバーライドは、CSIQSAMP で配布された BPI プロセッサと一致するように #3ADMIN および #9DEFGRP で作成されます。 #3ADMIN JCL には、管理者環境に対して作成する必要があるシンボルを定義する 2 つのテーブルがあります。 標準環境は T#SYMBLS テーブルを使用します。 プロセッサ シンボルは長さ 8 文字です。また、オーバーライド値は最大 65 文字です。 1 つのプロセッサが複数のプロセッサ グループで共有されるため、配布時にはプロセッサ シンボルのオーバーライドが必要です。 #3ADMIN または T#SYMBLS を編集することにより、配布されたプロセッサ シンボル定義に対して変更または追加を行えます。
BPI で配布されるプロセッサ シンボル定義のデフォルトを以下に示します。
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