タイプ レコード構文によって、グローバル タイプ処理に対してタイプ シーケンス メンバのタイプ処理シーケンスを定義します。
タイプ レコードは、以下の構文を使用します。
TYPe ‘Type-name’ [SYStem ‘system-name’] [CATegory ‘category-value’] DESCription ‘Sample Type Description’.
以下の一般的なルールが、タイプ レコード構文に適用されます。
1 ~ 8 文字でタイプを指定します。 単一引用符で名前を囲むのは任意です。 名前は大文字に変換されます。
(オプション)タイプが存在するシステム名を 1 ~ 8 文字で指定します。 単一引用符で名前を囲むのは任意です。 同じ名前のタイプが別のシステムに存在する場合、この句により、各タイプとシステムの組み合わせに別の処理順を指定できます。 この句を省略すると、そのタイプ名のタイプ シーケンス順がサイト全体に適用されます。 名前は大文字に変換されます。
(オプション)タイプ グループに、1 ~ 8 文字の英数字で名前を指定します。 単一引用符でカテゴリ値を囲むのは必須です。 並行アクション処理(CAP)のディスパッチ中に、カテゴリが指定されている場合、そのカテゴリ値が前のリクエストと比較されます。 カテゴリ値が一致する場合、アクションは、前のリクエストと同時にディスパッチされ処理されます。
カテゴリ値は、リクエスト チェーンを構築または並べ替える方法に影響せず、また通常の処理順序にも影響しません。 このパラメータは、両方のリクエストが同じカテゴリ グループに存在する場合、シーケンスの前のタイプが終了する前に、シーケンスの次のタイプが処理を開始できるようにします。 CATEGORY 句を省略すると、タイプは、引き続き順番に処理されます。
値は大文字に変換されます。 CAP が有効でない場合、CATEGORY 句は効果がありません。
注: CAP が有効である場合に限り、タイプ グループ化機能が処理に影響します。これは、グローバル タイプ シーケンス自体には効果がありません。 グローバル タイプ シーケンスのみでは、単にタイプ シーケンスで定義されたタイプ処理順が使用され、アクションの同時処理は実行されません。
最大 50 文字でタイプの説明を入力します。 単一引用符で説明を囲むのは必須です。 テキストに単一引用符が含まれる場合、これらの引用符は空白に変換されます。 説明文は、大文字または小文字で入力できます。
例: タイプ カテゴリを持つグローバル タイプ シーケンス
この例では、以下の表に、管理者がタイプを処理したいと望む順序でエレメント タイプを示します。 カテゴリ列は、並行アクション処理に関する同時処理用のカテゴリを示します。 したがって、並行アクション処理機能を使用している場合、タイプ ASMMAC、CHDR、および COPYBOOK は同時に処理できます。 並行アクション処理が使用されているかどうかに関係なく、タイプ CICSMAP のエレメントは、タイプ COPYBOOK のすべてのエレメントが完了するまで処理を開始できません。
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タイプ |
システム |
カテゴリ |
説明 |
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INCLUDE |
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プロセッサの内容 |
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PROCESS |
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CA Endevor プロセッサ |
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OPT |
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CONPARMX およびコンパイラ オプション |
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PARM |
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ユーティリティ パラメータ |
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ASMMAC |
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1 |
アセンブラ プログラム マクロ |
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CHDR |
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1 |
プログラム ヘッダ |
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COPYBOOK |
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1 |
COBOL コピーブック |
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CICSMAP |
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CICS マップ |
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ASMPGM |
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2 |
アセンブラ プログラム ソース |
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CPGM |
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2 |
C プログラム ソース |
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COBOL |
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2 |
COBOL プログラム ソース |
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FORTRAN |
|
2 |
FORTRAN ソース |
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JAVA |
|
2 |
JAVA ソース |
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PL1 |
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2 |
PL/1 ソース |
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EZTINCL |
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EZTRIEVE の内容 |
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EZTRIEVE |
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EZTRIEVE ソース |
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LINK |
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