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入力テーブルの形式のルール

入力テーブルを編集する場合は、以下のルールに従ってください。

T#ADMALL -- ADMIN 環境の割り当て

T#ADMALL テーブルは、ADMIN 環境にデータ セットを割り当てます。 このテーブルは、テーブルにリストされた各エレメント タイプに対して、以下のデータ セットの作成を有効にします。

このテーブルを以下のように編集します。

  1. エレメント タイプの行を追加または削除し、サイトで使用する言語タイプを含めます。 タイプ名がテーブルの Node 列に表示されます。
  2. PROCESS、TABLE、DELTA、LISTLIB、LLISTLIB、LOADLIB、または OBJLIB のタイプ名は CA Endevor SCM に対して特別な意味を持つため、変更しないでください。 これらのタイプでは、DELTA、LISTLIB、または LLISTLIB ライブラリの形式を変更した場合を除き、Sizeunit、Primary、Secondary、および Directory への変更が制限されます。
  3. (オプション)DELTA、LISTING、および LLISTING データ セットに対して ELIB BDAM データ セットを定義する場合は、以下の値を指定します。

    注: #OPTION メンバの DELTA および LISTLIB データ セット形式は、T#ADMALL メンバで指定された形式と同じである必要があります。 デフォルトでは、DELTA、LISTLIB、および LLISTLIB は、ELIB BDAM として作成されます。 これらは、そのまま使用するか、テーブルを編集することによって PDS または PDSE に変更できます。

    注: ELIB BDAM データ セットの詳細については、「管理ガイド」を参照してください。

重要: T#ADMALL テーブルと T#ADMTYP テーブルで、同じタイプをリストする必要があります。 これらのテーブルのいずれかからのタイプ行を追加または削除する場合、対応する変更を他のテーブルに対して加える必要があります。

T#ADMSUB -- ADMIN 環境のサブシステム名

T#ADMSUB テーブルは、ADMIN 環境のサブシステムの名前を指定します。 配布されるテーブルにより、以下が指定されます。

通常、このテーブルの変更は不要です。

重要: システム名は、T#ADMSYS および T#ADMSUB の各テーブルと同じである必要があります。 T#ADMSYS テーブルからシステム行を追加または削除する場合、T#ADMSUB テーブル内の関連付けられている行を追加または削除する必要があります。

T#ADMSYS--System Names for ADMIN Environment

このテーブルは、実装される ADMIN 環境システムを指定します。 配布されるテーブルにより、以下が指定されます。

システム名は、以下のプロセッサ アウトプット ライブラリの作成で使用されます。

重要: テーブルで最初に参照されるシステムは、プロセッサ アウトプット ライブラリ名を作成するために使用されます。

配布時に、以下のテーブルが作成されます。

adminprfx.ADMIN.PROCESS.ADM1.LOADLIB
adminprfx.ADMIN.PROCESS.ADM1.LISTLIB
adminprfx.ADMIN.PROCESS.ADM2.LOADLIB
adminprfx.ADMIN.PROCESS.ADM2.LISTLIB
system_name

ADMIN 環境のシステムの名前を指定します。

通常、このテーブルの変更は不要です。

重要: システム名は、T#ADMSYS テーブルおよび T#ADMSUB テーブルと同じである必要があります。 T#ADMSYS テーブルからシステム行を追加または削除する場合、T#ADMSUB テーブル内の関連付けられている行を追加または削除する必要があります。

T#ADMTYP--Types for the ADMIN Environment

この T#ADMTYP テーブルは、ADMIN 環境で作成されるタイプ定義を指定します。

このテーブルを以下のように編集します。

  1. エレメント タイプの行を追加または削除し、サイトで使用する言語タイプを含めます。
  2. CA Endevor SCM は、PROCESS または TABLE を使用して CA Endevor SCM プロセッサおよび構成テーブルを保持し、これらに指定された値を設定する必要があるため、PROCESS または TABLE のタイプ名を変更しないでください。

重要: 各タイプに対してリストされた最初のプロセッサ グループは、そのタイプのデフォルト プロセッサ グループとして使用されます。

重要: T#ADMALL テーブルと T#ADMTYP テーブルで、同じタイプをリストする必要があります。 これらのテーブルのいずれかからのタイプ行を追加または削除する場合、対応する変更を他のテーブルに対して加える必要があります。

T#ALLOC -- 非 ADMIN 環境の割り当て

T#ALLOC テーブルは、ADMIN 環境以外のすべての環境のデータ セットを割り当てます。 UNCLMED 環境および PRD 環境には、このテーブルで指定された値に #OPTION で指定された割り当て係数が適用されます。

このテーブルは、T#TYPES テーブルで定義された各エレメント タイプに対して、以下のデータ セットの作成を有効にします。

typename

言語バージョンを指定します。

このテーブルを以下のように編集します。

  1. エレメント タイプの行を追加または削除し、サイトで使用する言語タイプを含めます。 タイプ名がテーブルの Node 列に表示されます。
  2. PROCESS、TABLE、DELTA、LISTLIB、LLISTLIB、LOADLIB、または OBJLIB のタイプ名は CA Endevor SCM に対して特別な意味を持つため、変更しないでください。 これらのタイプでは、DELTA、LISTLIB、または LLISTLIB ライブラリの形式を変更した場合を除き、Sizeunit、Primary、Secondary、および Directory への変更が制限されます。
  3. (オプション) DELTA、LISTING、および LLISTING データ セットに対して ELIB BDAM データ セットを定義する場合は、以下の値を指定します(デフォルトは ELIB BDAM)。

注: #OPTION メンバは UNCLMED 環境および PRD 環境に以下のように影響します。

T#ENVMTS -- 環境およびステージ名

T#ENVMTS テーブルは、作成する環境およびステージを指定します。

配布時には、実装によって以下の環境およびステージが作成されます。

Envname

Stg1ID

Stg1nme

Stg2ID

Stg2nme

Entrystg#

NextEnv

NextStgID

ADMIN

1

ADMIN1

2

ADMIN2

1

 

 

DEV

1

DEV1

2

DEV2

1

QAS

2

QAS

1

QAS1

2

QAS2

1

PRD

2

PRD

1

PRD1

2

PRD2

1

 

 

UNCLMED

1

UNCLMED1

2

UNCLMED2

2

 

 

ARCHIVE

1

ARCHIVE1

2

ARCHIVE2

2

 

 

EMER

1

EMER1

2

EMER2

1

PRD

2

このテーブルを以下のように編集します。

  1. 環境の行を追加または削除して、サイトで使用する環境を含めます。 データ行の値はすべて大文字で入力する必要があります。 環境名の最初の 3 文字はデータ セット名を作成するために使用されます。 そのため、名前の最初の 3 文字は環境全体において一意である必要があります。 環境名が 3 文字未満の場合は、環境へのデータ セットの割り当て時に、埋め込み文字($)が環境名に追加されます。
  2. ADMIN、PRD、UNCLMED、ARCHIVE の環境名は、業務上の理由がない限り、変更しないでください。 これらを変更する場合は、uprfx.uqual.BPILIB データ セットにある O#ENVMTS REXX メンバ内の名前も変更する必要があります。 このメンバの目的は、環境が、管理者、本番、未使用エレメント、およびアーカイブ エレメント環境のどれに該当するかを識別することです。
  3. UNCLMED 環境が不要な場合は、#1TABLES ジョブを実行する前にこのテーブル内の UNCLMED 行をコメント化してください。 #1TABLES ジョブは C1DEFLTS テーブルを作成します。

    注: また、#4UNCLM ジョブの実行をスキップします。

T#GLBSEQ -- グローバル タイプ シーケンス メンバ

T#GLBSEQ テーブルには、グローバル タイプ シーケンス メンバ(uprfx.uqual.PARMLIB 内の GLBLTYPE)を作成するのに必要な情報が含まれます。 CA Endevor SCM は、タイプ処理の順序を決定するためにこの PARMLIB メンバを使用します。 このテーブルは T#ADMTYP および T#TYPES テーブルと一緒に使用されます。 これらのテーブルに対してデータ行を追加または削除した場合は、T#GLBSEQ についても変更が必要かどうかを確認する必要があります。

このテーブルには、特定のシーケンスで実行される必要があるタイプのみを含めます。 JCL や PROCS などのタイプはこのテーブルに含めないようにします。 このルールに従うと、並行アクション処理機能のスループットが向上します。

T#LIBRYS -- サイト全体で使用するデータ セットの割り当て

T#LIBRYS テーブルは、サイト全体で使用する CA Endevor SCM データ セットを割り当てます。 このモデルの目的は、これらのデータ セットの完全修飾名を識別することです。 Node 列の値は、以下のような完全修飾データ セット名の最後の修飾子として使用されます。

このテーブルに対する行の追加や削除は行わないでください。ただし、MODEL 列で指定したデータ セットのタイプおよびデータ セット サイズ属性を確認する必要があります。

このテーブルの Node、MODEL、TBLOUT の値は変更しないことを強くお勧めします。 MCF 名は変更しないでください。 業務上の理由でその他のノード名のいずれかを変更する場合は、iprfx.iqual.CSIQCLS0 データ セットにある O#LIBRYS REXX モデル内の名前も変更する必要があります。

T#SUBSYS -- すべての標準環境またはアプリケーション環境を除くすべての環境のサブシステム名

T#SUBSYS テーブルは、ADMIN 環境と UNCLMED 環境を除くすべての環境を対象として、各システムのサブシステムの名前を指定し、各サブシステムの説明を記述します。

このテーブルを以下のように編集します。

  1. ビジネス モデルに応じて、システムおよびサブシステムのデフォルトを変更します。
  2. 手順 1 で T#SUBSYS テーブルを変更した場合は、T#SYSTMS テーブルの対応する行を追加または削除します。

注: デフォルトのサブシステム名は、サンプル アプリケーションと一致しています。