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不透明データ処理

不透明データ処理(ODP)を使用すると、要求および応答の形式が不明な場合に、CA Service Virtualization でデータを十分詳細に仮想化することができます。 ODP により、新しいメッセージ フォーマットに遭遇するたびに新しいデータ ハンドラを必要とすることがなくなります。

要求および対応する応答を記録して、CA Service Virtualization がメッセージ構造を推定できます。 これは、CA Service Virtualization が、要求のバイトを対応する応答のバイトに関連付けて、その他のプロトコルで利用可能であるものと同じ「マジック ストリング」動作を提供することができることを意味します。また、CA Service Virtualization は、仮想サービスを再生したときに遭遇する、新しい要求にインテリジェントに一致する要求構造を十分に理解することもできます。

水面下では、ODP により、特許取得済みのアルゴリズムを使用して、受信要求が、記録された ODP サービス イメージ内のすべての要求と比較されます。最も一致する要求が選択され、動的なマジック ストリングの置換が実行された後、対応する応答が返されます。

ODP の一致アルゴリズムでは、一致プロセス中にエントロピーによるウェイトが適用されます。エントロピー重み付けプロセスにより、メッセージ内のどのバイトがより重要かが推定されます。 たとえば、操作タイプに対応するバイトは、残りのペイロードと比較して、一致プロセス中の重要性が高くなります。記録されたメッセージの多数(100 以上)のサンプルと、パラメータ値の多様なサンプリングを使用すると、エントロピー重み付けプロセスが最適に機能します。

ODP 一致および応答アルゴリズムは、最適な結果が取得されたバイナリおよびテキストのメッセージ プロトコルの両方で機能することが示されました。固定幅フィールドを使用するプロトコル(IMS など)または区切りフィールドを使用するプロトコル(XML ベースのプロトコルなど)で、最適な結果が得られました。長さのエンコードを使用するプロトコル形式(たとえば ASN.1)でも妥当な正確さが得られましたが、この点の改良が最大の課題となっています。

ODP では、RAW TCP/IP ソケットを使用してキャプチャできるトラフィックがサポートされています。 データを PCAP ファイルからインポートすることもできます。

ODP の使用方法

ODP を使用して仮想サービス イメージをレコーディングするには、以下の手順を使用します。

前提条件と準備手順の詳細については、「TCP の仮想化」を参照してください。

次の手順に従ってください:

  1. DevTest ワークステーション を開きます。
  2. 新しい仮想サービス イメージのレコーディングを開始するには、以下のいずれかの手順に従います。

    仮想サービス イメージ レコーダが開きます。

  3. 以下の図に示すように、[基本]タブに入力します。

    ODP 用 VS イメージ レコーダの[基本]タブ

  4. 次へ]をクリックします。
  5. クライアントとサーバの両方に情報を入力し、エンコーディングを選択して、SSL パラメータを追加します。

    ODP のクライアントおよびサーバ データ

    リスン/記録ポート

    クライアントが DevTest と通信するポートを定義します。

    ターゲット ホスト

    サーバが実行されているターゲット ホストの名前または IP アドレスを定義します。

    ターゲット ポート

    サーバがリスンしているポート番号を定義します。

    要求をテキストとして処理

    要求がテキストとして処理されるかどうかを指定します。 詳細については、「TCP の仮想化」を参照してください。

    Request Encoding

    DevTest ワークステーション が実行されているマシンで使用可能な要求エンコーディングのリストを示します。 デフォルトは UTF8 です。

    応答をテキストとして処理

    応答がテキストとして処理されるかどうかを指定します。 詳細については、「TCP の仮想化」を参照してください。

    Response Encoding

    DevTest ワークステーション が実行されているマシンで使用可能な応答エンコーディングのリストを示します。 デフォルトは UTF8 です。

    サーバに SSL を使用

    DevTest がサーバに要求を送信するために HTTPS を使用するかどうかを指定します。

    • オン: DevTest は HTTPS (セキュア レイヤ)要求をサーバに送信します。

      サーバに SSL を使用]を選択した場合で、[クライアントに SSL を使用]を選択しない場合には、DevTest はレコーディングに HTTP 接続を使用します。 その後、DevTest は HTTPS を使用して、サーバにそれらの要求を送信します。

    • オフ: DevTest は HTTP 要求をサーバに送信します。
    クライアントに SSL を使用

    クライアントからの SSL 要求を再生するためにカスタム キーストアを使用するかどうかを指定します。 このオプションは、[サーバに SSL を使用]が選択されている場合のみ有効です。

    • オン: カスタム クライアント キーストアおよびパスフレーズを指定できます。 これらのパラメータを入力した場合、ハードコードされたデフォルトの代わりに使用されます。
    • オフ: カスタム クライアント キーストアおよびパスフレーズを指定できません。
    SSL キーストア ファイル

    キーストア ファイルの名前。

    キーストア パスワード

    キーストア ファイルのパスワード。

  6. 次へ]をクリックして、レコーディングを開始します。

  7. レコーディングが完了したら、[次へ]をクリックします。

    ODP は、一致では、操作や引数ではなく要求ボディに依存します。 そのため、ほとんどの要求データ プロトコルは適切ではありません。

    一方、応答が暗号化、圧縮、またはそれ以外の形でエンコードされている場合、応答データ プロトコルは適切です。

  8. レコーダは、完全な要求または応答を読み取った場合に DevTest に伝えるメッセージ区切り文字の検出を試みます。 この画面でこれらの区切り文字を確認または修正します。

    : 要求区切り文字は必須です。 ライブ呼び出しを使用するには、応答区切り文字を選択する必要があります。

  9. レコーディング後、要求と応答のボディがテキストとしてマークされている場合、レコーダはそれが実際にテキストであるかどうかを検証します。 テキストではない場合、タイプがバイナリに切り替わります。