前のトピック: ネイティブ MQ CAI API 出口の設定次のトピック: ITKO_PATHFINDER キューからのトランザクションの生成


ネイティブ MQ CAI 用のエージェント プロパティの設定

DevTest Java エージェントには、設定する必要があるネイティブ MQ CAI プロパティのセットが含まれます。

デフォルトでは、ネイティブ MQ CAI は、キュー マネージャのすべてのキューをモニタします。 この動作を上書きするために、[キューを含める]および[キューを除外]プロパティを使用できます。 このプロパティ値は正規表現です。 [キューを除外]プロパティは、[キューを含める]プロパティより優先されます。 ドット文字が含まれるキュー名を指定する場合は、ドット文字の直前に円記号を配置します。 ドット文字を正規表現の要素として使用する場合は、円記号を含める必要はありません。

テスト中のシステムが特殊なパターンを使用する場合、ネイティブ MQ CAI は、どのキュー/メッセージが要求でどのキュー/メッセージが応答かを判断するために手助けを必要とする場合があります。 このシナリオでは、rules.xml ファイルにオプションの QUEUE_REQUEST_MATCHES および QUEUE_RESPONSE_MATCHES プロパティを追加してみます。 値を正規表現に設定します。 正規表現はメッセージ ペイロードに対して評価されます。 以下に例を示します。

<property key="QUEUE_REQUEST_MATCHES:SOME_REQUEST_QUEUE" value=".*"/>
<property key="QUEUE_RESPONSE_MATCHES:SOME_RESPONSE_QUEUE" value=".*<response>.*"/>

次の手順に従ってください:

  1. エージェント]ウィンドウを開きます。
  2. 左側の部分で、エージェントを選択します。
  3. 設定]タブをクリックします。
  4. MQMirror カテゴリを選択します。
  5. キュー名]プロパティを ITKO_PATHFINDER に設定します。 この値は唯一の有効な値です。
  6. キュー マネージャ名]プロパティをモニタするキューを所有するキュー マネージャに設定します。
  7. ホスト]プロパティを WebSphere MQ が実行されているサーバの IP アドレスまたはホスト名に設定します。
  8. ポート]プロパティを WebSphere MQ が接続要求をリスンしているポート番号に設定します。
  9. チャネル名]プロパティをキュー マネージャに接続するための WebSphere MQ チャネルに設定します。
  10. (オプション)[接続間隔]プロパティを設定します。
  11. WebSphere MQ にアクセスするためにユーザおよびパスワードを必要とする場合は、[ユーザ]および[パスワード]プロパティを設定します。
  12. 含めるキューを指定する場合は、[キューを含める]プロパティを設定します。
  13. 除外するキューを指定する場合、[キューを除外]プロパティを設定します。
  14. 保存]をクリックします。