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JDBC 仮想サービス モデル

エージェントベースの JDBC 仮想化では、生成する仮想サービスに仮想サービス モデルが含まれます。

仮想サービス モデルには、Java VSE と同じリスナおよびレスポンダ ステップがあります。

プロトコル設定情報を表示するには、リスナ ステップを開き、右下のリスト内の JDBC プロトコルをダブルクリックします。 [プロトコル設定]ダイアログ ボックスが表示されます。 このダイアログ ボックスには、1 セットのキー/値ペアが含まれます。

重要: どの行も削除しないでください。 行を削除した場合、テスト中のシステムは正しく動作しません。

以下の図は、[プロトコル設定]ダイアログ ボックスを示しています。 この例は、Apache Derby データベースに基づいています。

[プロトコル設定]ダイアログ ボックスのスクリーン キャプチャ。

url_pattern キーは、再生時に仮想化をトリガする接続 URL を指定します。 値が、セミコロンの後にテキスト user= およびデータベース ユーザが続く形で終わる場合、仮想化はそのデータベース ユーザに制限されます。 追加のデータベース ユーザ用のキー/値ペアを追加できます。 各ユーザのキーは、url_pattern_ から始まる必要があります。

2 番目のキーは、ドライバ クラス名と connect メソッドで構成されます。 値は接続クラスの名前です。

3 番目のキーは、接続クラス名および prepareStatement メソッドで構成されます。 値は準備したステートメント クラスの名前です。

2 番目および 3 番目のキーがステートメントへの接続へのドライバの「チェーン」をどのように作成するかに注目してください。

java.sql.DatabaseMetaData で始まるキーには、以下のものの名前およびバージョン情報が含まれます。

下部のキーには、特定の SQL ステートメントとステートメントが表すパラメータ メタデータのマッピングが含まれます。

 

一致例外

一致しない場合に例外をスローする]プロパティでは、仮想サービス モデルに SQL ステートメント用の応答がない場合の動作を制御できます。 デフォルトでは、このプロパティは有効です。

このプロパティは、DevTest ポータルの[エージェント]ウィンドウから設定できます。 プロパティは[設定]タブに表示されます。