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CICS エージェントのユーザ出口

ITKOUEX1 - DevTest CICS エージェント初期化出口

この出口は、DevTest CICS エージェントの初期化中に呼び出されます。 この出口を使用すると、以下のことが可能です。

この出口は CICS LINK を介して起動されるため、CICS がサポートする任意の言語で記述できます。 初期化中に、ITKOUEX1 への CICS LINK が試行されます。

この出口が必要でない場合は、以下のアクションのいずれかを実行します。

パラメータは COMMAREA で渡されます。

以下の表では、それらのパラメータについて説明しています。

パラメータ

長さ(バイト単位)

入力または出力

データ タイプ

説明

トークン

8

入力/出力

不明

ユーザ出口で使用される可能性のある 8 バイト。 出口の呼び出しの後も保持されます。

グループ

8

出力

文字

出口によって設定されます。 この CICS がメンバになっているユーザ グループを識別します。

CICSPlex

8

出力

文字

出口によって設定されます。 この CICS がメンバになっている CICSPlex を識別します。

Sysid

4

入力

文字

CICS ASSIGN SYSID() からの CICS SYSID。

Applid

8

入力

文字

CICS ASSIGN APPLID() からの CICS APPLID。

Jobname

8

入力

文字

CICS INQUIRE SYSTEM JOBNAME() からの CICS ジョブ名。

LPAR

8

入力

文字

この CICS が存在する CVTSNAME からの LPAR 名。

Sysplex

8

入力

文字

この CICS が存在する ECVTSPLX からの SYSPLEX 名。

ITKO.CICSAGNT.CNTL (ITKOUEX1)にはサンプル COBOL ITKOUEX1 が含まれます。 このサンプルは、ユーザ グループを CICS ジョブ名の最初の 4 文字に設定します。

ITKO.CICSAGNT.CNTL (ITKOEX1C)には COBOL COMMAREA コピーブックが含まれます。

ITKO.CICSAGNT.CNTL (ITKOEX1A)にはアセンブラ COMMAREA コピーブック が含まれます。

ITKO.CICSAGNT.CNTL (COMPUEX1)には COBOL コンパイル JCL が含まれます。

ITKOUEX2 - DevTest CICS エージェント終了出口

この出口は、DevTest CICS エージェントの終了中に呼び出されます。 この出口は、ユーザ出口に必要な任意のクリーンアップ(ストレージを解放したり、ファイルを閉じたりなど)を実行するために使用できます。

この出口は CICS LINK を介して起動されるため、CICS がサポートする任意の言語で記述できます。 エージェントの終了中に、ITKOUEX2 への CICS LINK が試行されます。 この出口が必要でない場合は、以下のアクションのいずれかを実行します。

パラメータは COMMAREA で渡されます。

以下の表では、それらのパラメータについて説明しています。

パラメータ

長さ(バイト単位)

入力または出力

データ タイプ

説明

トークン

8

入力/出力

不明

ユーザ出口で使用される可能性のある 8 バイト。 出口の呼び出しの後も保持されます。

ITKO.CICSAGNT.CNTL (ITKOUEX2)にはサンプル COBOL ITKOUEX2 が含まれます。

ITKO.CICSAGNT.CNTL (ITKOEX2C)には COBOL COMMAREA コピーブックが含まれます。

ITKO.CICSAGNT.CNTL (ITKOEX2A)にはアセンブラ COMMAREA コピーブック が含まれます。

ITKO.CICSAGNT.CNTL (COMPUEX2)には COBOL コンパイル JCL が含まれます。

ITKOUEX3 - LISA CICS COMMAREA 統合出口

この出口は、COMMAREA の外部のストレージを参照するアドレスを含む COMMAREA を管理するために使用されます。 この出口は、1 つの連続した COMMAREA を作成するために、ストレージ フラグメントを COMMAREA と統合します。

この出口は、以下の時点でコールされます。

この出口は CICS LINK を介して起動されるため、CICS がサポートする任意の言語で記述できます。 ただし、アドレス操作や可変長データの移動にはアセンブラ言語が最適です。 初期化中に、ITKOUEX3 への CICS LINK が試行されます。

この出口が不要な場合は、以下のいずれかのアクションを実行します。

パラメータは COMMAREA で渡されます。

以下の表では、それらのパラメータについて説明しています。

パラメータ

長さ(バイト単位)

入力または出力

データ タイプ

説明

トークン

8

入力/出力

不明

ユーザ出口で使用される可能性のある 8 バイト。 出口の呼び出しの後も保持されます。

Call Type

1

入力

バイナリ

12 は再生を示します。

16 は終了を示します。

Image Type

1

入力

バイナリ

4 は前のイメージを示します。

8 は後のイメージを示します。

COMMAREA Address

4

入力

アドレス

アプリケーションの CICS LINK で渡される COMMAREA のアドレス。

COMMAREA Length

2

入力

バイナリ

アプリケーションの CICS LINK で渡される COMMAREA の長さ。

Calling Program

8

入力

文字

CICS LINK コマンドを発行するプログラムの名前。

Target Program

8

入力

文字

LINK でのリンク先のプログラムの名前。

New COMMAREA Address

4

入力/出力

アドレス

レコーディングの場合: 新しい統合された COMMAREA のアドレスが、この出口によってここに配置されます。 この出口は通常、この領域を GETMAIN で取得します。

再生の場合: VSE 応答からの新しい統合された COMMAREA のアドレスがここに配置されます。 この出口は、その内容をアプリケーションの COMMAREA にコピーします。

New COMMAREA Length

2

入力/出力

バイナリ

レコーディングの場合: 新しい統合された COMMAREA の長さが、この出口によってここに配置されます。

再生の場合: VSE 応答からの新しい統合された COMMAREA の長さが、この出口が使用するためにここに配置されます。

Return Code

1

出力

バイナリ

0 は COMMAREA が正常に統合されたことを示します。 DevTest CICS エージェントは、New COMMAREA AddressNew COMMAREA Length を使用して記録されたイメージを作成します。

4 は、この出口が成功したことを示します。ただし、新しい COMMAREA は作成されていません。 DevTest CICS エージェントは、CICS LINK からの COMMAREA を使用して記録されたイメージを作成します。

8 は、この出口が失敗し、新しい COMMAREA が存在しないことを示します。 DevTest CICS エージェントは、以下のパラメータで示すように、EIBRCODE、EIBRESP、および EIBRESP2 で CICS LINK からアプリケーションに戻ります。

12 は、リターン コード 8 のすべての処理、およびこの出口を将来の DevTest CICS LINK レコーディングおよび再生から削除する必要があることを示します。

EIBRCODE

6

出力

バイナリ

Return Code が 8 または 12 である場合に使用される EIBRCODE 値。

EIBRESP

4

出力

バイナリ

Return Code が 8 または 12 である場合に使用される EIBRRESP 値。

EIBRESP2

4

出力

バイナリ

Return Code が 8 または 12 である場合に使用される EIBRRESP2 値。

アセンブラ言語サンプル ITKOUEX3 は、ITKO.CICSAGNT.CNTL(ITKOUEX3) にあります。

このサンプルは、Natural パラメータ CALLRPL=(ALL,3) または CALLRPL=(ALL,4) で COBOL をコールしたときに Software AG Natural 言語によって生成される形式で COMMAREA を管理します。 COMMAREA のこの形式では、COMMAREA の長さは 12 (CALLRPL=(ALL,3) が使用されている場合)および 16 (CALLRPL=(ALL,4) が使用されている場合)です。 COMMAREA 内の最初のフルワードはパラメータ リストのアドレスです。 アドレス内で 1 に設定されている高位ビットは、最後のパラメータを示します。 3 番目のフルワードはパラメータ長のリストのアドレスです。

ITKO.CICSAGNT.CNTL (ITKOEX3A)にはアセンブラ COMMAREA コピーブック が含まれます。

ITKO.CICSAGNT.CNTL (ASMBUEX3)にはアセンブリ JCL が含まれます。