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APPC エージェントの設定

次の手順に従ってください:

  1. ログ オプションを指定するには、APPC エージェントの bin ディレクトリの appc-agent-logging.properties ファイルを編集します。

    ログ オプションを log4j に設定する方法の詳細については、log4j のドキュメントを参照してください。

  2. システムの SNA プロパティを設定します。 SNA Communications Manager にアクセスするには、コマンドラインに「snaconf」と入力します。
  3. エージェント トランザクション プログラムおよび送信先の設定に使用できるローカルの論理ユニット ペアを設定します。 システムに対する適切な値については、SNA 管理者に問い合わせてください。

    Linux APPC 用の通信サーバ設定画面

  4. Services]-[APPC]-[Transaction program]-[Properties]を選択します。
  5. エージェント ホーム ディレクトリ /bin/run-appc-agent.sh を指すようにトランザクション プログラムを設定します。
  6. すべてのログ ファイルが同じ場所になるように、stdout と stderr のパスをエージェント ディレクトリのいずれかのファイルに設定します。
  7. このプログラムがエージェント トランザクション プログラムであることを示す説明を入力します。

    LISA--nl_APPCAgent_DefineAgentTP

  8. エージェント トランザクション プログラムを設定したら、[Services]-[APPC]-[CPI-C]-[Properties]を選択して、CPI-C 送信先を定義します。

    LISA--nl_APPCAgent_DefineCPICDest

    エージェントの設定が完了している場合は、レコーディングを開始するか、記録された仮想サービスを VSE に展開することができます。 エージェント送信先名を指すには、クライアント プログラムを使用します。

    クライアント プログラムがライブ送信先名を指していている場合は、それを VSEAGENT に切り替えることができます。 送信先名がクライアント プログラムに渡される方法に応じて、クライアント コマンド ライン パラメータ、設定ファイル、またはクライアント コードを変更できます。

    DevTest ワークステーション を使用して開始したレコーディングが存在する場合、エージェントはレコーディング モードで記録します。 サービスがこのエージェントによるレコーディングに基づいて展開されている場合、再生が行われます。 レコーディングまたは再生が展開されていない場合、サービスはパススルー モードで動作します。 パススルー モードでは、ライブ送信先と通信し、ライブ クライアントとライブ サーバ間のすべての要求と応答を転送します。

以下の図は、VSE を持つ APPC エージェントのアーキテクチャを示しています。

VSE でのサンプル APPC トランザクション アーキテクチャの図