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動的 Java 実行

動的 Java 実行ステップでは、Java オブジェクトをインスタンス化および操作できます。 DevTest クラスパスのすべての Java クラス(JRE クラスパスのクラスも含む)を使用できます。 hotDeploy ディレクトリにコピーすることにより、ユーザ クラスをクラスパスに配置できます。 テスト中のクラスは、複合オブジェクト エディタにロードされます。このエディタでは、Java コードを記述せずにクラスを操作できます。

この例では、Java の日付インスタンス(java.util.Date クラス)を使用します。

  1. 動的 Java 実行エディタでは、以下のパラメータを入力します。
    JVM を使用

    ローカル]を選択します。

    注:リモート]オプション ボタンをクリックすると、コンテナ内テスト(ICT)を使用して、Java オブジェクトをリモートで実行できます。 ただし、このモードは、使用する前にいくつかの追加の設定を必要とします。 詳細については、「SDK の使用」を参照してください

    ローカル JVM 設定

    以下のいずれかのオプションを選択します。

    • クラスの新規オブジェクトを作成 このオプション ボタンを選択し、インスタンス化する Java クラスを入力、選択、または参照します。 この値は、Java クラスのパッケージを含む完全修飾クラス名(例: com.example.MyClass)である必要があります。
    • プロパティからロード このオプション ボタンをクリックし、値としてシリアル化されたオブジェクトを持つプロパティの名前を入力します。
    環境エラーの場合

    オブジェクトの作成時に環境エラーが発生した場合にリダイレクトするステップを選択します。

    注: Java オブジェクトが個別のクラスローダによってロードされることを要求する場合は、クラス ローダ サンドボックス コンパニオンを追加します。

  2. オブジェクトの構築/ロード]をクリックします。

    複合オブジェクト コンストラクタ]ウィンドウが開き、オブジェクトで使用可能なコンストラクタがリスト表示されます。

  3. コンストラクタを選択して、[次へ]をクリックします。
  4. コンストラクタが必要とする入力パラメータを入力します。

    動的 Java 実行ステップの複合オブジェクト コンストラクタ

  5. この例では、日付(2011/5/10)の文字列表現を入力します。 値、プロパティ、または NULL を入力できます。 DevTest はオブジェクトを構築し、複合オブジェクト エディタにロードします。

    動的 Java 実行ステップの複合オブジェクト エディタ

  6. これで、複合オブジェクト エディタを使用して、オブジェクトを操作し、メソッドを実行できます。

    複合オブジェクト エディタの使用方法の詳細については、「CA Application Test の使用」の「複合オブジェクト エディタ(COE)」を参照してください。

  7. 以下のいずれかの方法で、フィルタおよびアサーションを追加できます。

    たとえば、以下の図は、Date クラスに対して before メソッドを実行する前のウィンドウです。

    Date クラスに対して before メソッドを実行する前の COE

    ステータス/結果]セクションでは、[結果を保存するプロパティ]テキスト ボックスでインライン フィルタを追加できます。 また、[結果の比較 - Like]テキスト ボックスでインライン アサーションを追加できます。

    動的 Java 実行ステップには、「動的 Java 実行」という命名規則を使用したデフォルトの名前があります。 ステップ名は、いつでも変更できます。