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詳細設定

PROPRO アイコン アイコンをクリックすると、詳細設定タブが開きます。 パネルの上部には 5 つの新しいタブが表示され、下部には 2 つの新しいタブが表示されます。

Web サービス実行(XML)ステップの[詳細設定]タブ

[トランスポート]タブ

Web サービス実行(XML)ステップの[トランスポート]タブ

HTTP バージョン

このパラメータは、操作要求を送信するときにどの HTTP プロトコルが使用されるかを制御します。 デフォルトは 1.1 です。

SOAP バージョン

SOAP バージョンは WSDL 定義に基づいて自動入力されます。 [SOAP バージョン]は、多くのトランスポート ヘッダ(SOAPAction や contentType など)の生成を制御します。

コール タイムアウト(ミリ秒)

このパラメータは、操作を実行しようとするときに待機する方法を定義します。 タイムアウトに達すると、例外がスローされ、エラー時の処理が発生します。

[SSL]タブ

Web サービス実行(XML)ステップの[SSL]タブ

SSL キーストア ファイル

クライアント アイデンティティ証明書が格納されるキーストア ファイルの名前。 このファイルは JKS または PKCS 形式です。

SSL キーストア パスワード

キーストア ファイルのパスワード。

SSL キー エイリアス

サーバの秘密鍵を格納および取得するために使用されるエイリアスを定義するキーストア属性。

SSL キー パスワード

JKS キーストアを使用する場合に、キーにキーストアとは異なるパスワードがあるときのキー エントリ用のオプションのパスワード。

複数の SSL 証明書を使用する例については、「HTTP/HTML 要求ステップ」を参照してください。

local.properties ファイルで SSL のグローバル証明書プロパティを指定します。

グローバル証明書の場合(Web サーバ、RAW SOAP、および Web サービス ステップ)

ssl.client.cert.path

キーストアへのフル パス。

ssl.client.cert.pass

キーストアのパスワード(DevTest が実行されると、このパスワードは自動的に暗号化されます)。

ssl.client.key.pass

JKS キーストアを使用する場合に、キーにキーストアとは異なるパスワードがあるときのキー エントリ用のオプションのパスワード DevTest が実行されると、このパスワードは AES (Advanced Encryption Standard)を使用して自動的に暗号化されます。

注: このオプションは、WS テスト ステップでは使用できません。 このオプションを設定するには、local.properties ファイルを使用します。

Web サービス ステップのみの証明書の場合(RAW SOAP ステップ以外)

ws.ssl.client.cert.path

キーストアへのフル パス。

ws.ssl.client.cert.pass

キーストアのパスワード。 DevTest が実行されると、このパスワードは自動的に暗号化されます。

ws.ssl.client.key.pass

JKS キーストアを使用する場合に、キーにキーストアとは異なるパスワードがあるときのキー エントリ用のオプションのパスワード DevTest が実行されると、このパスワードは AES (Advanced Encryption Standard)を使用して自動的に暗号化されます。

注: このオプションは、WS テスト ステップでは使用できません。 このオプションを設定するには、local.properties ファイルを使用します。

注: local.properties と[全般]タブで重複している値がある場合、[全般]タブの値が使用されます。

[UDDI]タブ

Web サービス実行(XML)ステップの[UDDI]タブ

アクセス ポイント(Web サービス URL)ルックアップの実行

照会 URL およびバインディング テンプレートを選択します。 ルックアップを実行するには、[UDDI サーバの検索アイコン - 虫めがね ボタンを使用して正しいバインディングに移動します。

注: ステップを作成する場合、Web サービスの WSDL URL を指定するときに UDDI 検索機能を使用すると、これらの値が自動的に入力されます。 照会 URL が指定されていて、バインディング テンプレートが指定されていない場合、モデル検索を実行している可能性があります。 バインディング テンプレートを見つけるには、より高いレベルの階層で検索を実行します。 次に、TModel をドリルダウンして、特定のバインディング テンプレートを見つけます。

[WS-I]タブ

Web サービス実行(XML)ステップの[WS-I]タブ

WS-I Basic Profile 1.1

このプルダウン メニューでは、4 つの異なる検証レベルを選択できます。

検証

WSDL、SOAP メッセージ、またはその両方を検証するために選択します。

失敗時の移動先

エラー時にリダイレクトするステップを選択します。

注: 検証のエラーはよく発生しますが、通常、テストの結果には影響しません。 テストを完了できるよう、続行する次のステップを設定することをお勧めします。

[詳細]タブ

Web サービス実行(XML)ステップの[詳細]タブ

SOAP アクション

このフィールドは、WSDL 操作の定義に基づいて自動入力されます。 このフィールドは、SOAP 1.1 要求 メッセージの SOAPAction トランスポート ヘッダの値として使用されます。 このフィールドを手動で変更する必要はほとんどありません。

スタイル

このフィールドは、WSDL 操作の定義に基づいて自動入力されます。 このフィールドは、サンプル SOAP メッセージの生成方法を決定するために使用されます。 このフィールドを手動で変更する必要はほとんどありません。

使用

このフィールドは、WSDL 操作の定義に基づいて自動入力されます。 このフィールドは、サンプル SOAP メッセージの生成方法を決定するために使用されます。 [エンコード]が選択されている場合、隣のフィールドのエンコード URI も編集できます。 これらのフィールドを手動で変更する必要はほとんどありません。

SOAP フォールトはエラー

SOAP フォールトが返された場合に、エラー時の処理を実行します。

要求を送信しない

選択した場合、ステップ実行は通常のすべての SOAP メッセージ処理を実行しますが、生成された SOAP メッセージを送信しません。 代わりに、応答を、送信された要求メッセージとして設定します。

これは、HTTP/S 以外の転送を使用して SOAP 要求を送信するための推奨方法です。 たとえば、JMS クライアントを使用する場合、要求を作成するだけで送信しないように WS ステップを設定できます。 次に、汎用 JMS ステップを追加して実際に要求を送信し、応答を受信するようにできます。 

セッションを保持

オンにすると、呼び出し全体で Cookie を保持します。

セッションをクリア

オンにすると、呼び出し全体で Cookie をクリアします。 セッション Cookie のクリアは、新しいセッションが作成されたように機能します。 古いセッション Cookie は使用されず、応答の新しい Cookie もセッションに設定されませんが、後続のステップが引き続き使用できるようにセッションはクリアされません。

要求エディタ タブ

アドレシングタブ

要求で WS-Addressing ヘッダを送信できます。 WSDL は、ユーザがそれを設定する必要があるように、WS-Addressing 情報が必要かどうかを指定しません。

Web サービス実行(XML)ステップの[アドレシング]タブ

アドレシング]タブをクリックし、以下を指定します。

WS-Addressing を使用

WS-Addressing を使用する場合はオンにします。

Version

適切なバージョンを選択します。 一部の Web サービス プラットフォーム(.NET など)は古いドラフト仕様を使用するため、WS-Addressing 仕様のいくつかのバージョンがオプションとしてリストされています。 お使いの Web サービス プラットフォームが使用しているものを特定してください。

DevTest は入力可能な値をすべて入力します。 その後、デフォルト値を使用するか、それを上書きするかを選択できます。 エレメントの[デフォルト]チェック ボックスをオフにすることにより、デフォルト エレメントの一部を送信しないように選択できます。

Web サービスが WSAddressing ヘッダを解釈できるようにするには、[サーバによるヘッダの解釈を必須とする]チェック ボックスをオンにします。

 

[セキュリティ]タブ

Web サービス実行(XML)ステップの[セキュリティ]タブ

セキュリティ]タブをクリックし、[送信]をクリックします。

サーバによるヘッダの解釈を必須とする

サーバに WS-Security ヘッダを処理させる場合はオンにします。

アクター/ロール

必要に応じて名前を入力します。ほとんどの Web サービスは、複数のアクター/ロールを使用しません。

追加LISA-- icon_image_whiteplussign をクリックし、追加するセキュリティ対策タイプを選択します。 セキュリティ対策タイプの設定パネルが表示されます。

応答へのセキュリティ検証の追加も同様です。

セキュリティ]タブをクリックします。 [追加LISA-- icon_image_whiteplussign をクリックし、[受信]を選択します。

注: Web サービスの実行に必要な数のセキュリティ タイプを追加できます。

キーストアをセキュリティ対策タイプ設定で使用する場合、正しい形式、パスワード、エイリアス、およびエイリアス パスワードが使用されていることをキーストア設定で確認できます。 シグネチャ暗号化/復号化、および SAML アサーション トークン用のエディタで[検証]ボタンをクリックすると、検証レポートを作成するキーストア検証が呼び出されます。

WS-Security 設定で必要なエイリアス名が不明な場合は、キーストア検証を使用して、キーストア内のエイリアスをすべてリストします。 [キーストア エイリアス]および[エイリアス パスワード]ボックスを空にしたまま、[確認]をクリックします。 キーストア検証については、WS-Security についてのこのセクションの最後で説明しています。

注:ロードリフレッシュ アイコン および[保存[保存]アイコン アイコンを使用して、.wss ファイルのセキュリティ設定情報をロードおよび保存できます。 この機能を使用すると、同じサービスに接続する新しいステップを迅速かつ容易に作成できます。