[データ プロトコル]ウィンドウで、データ プロトコルに[要求データ マネージャ]を選択します。 レコーディングが完了すると、以下のウィンドウが表示されます。
![要求データ マネージャ データ プロトコルの[トランザクション]画面のスクリーンショット。](o2120939.png)
要求データ マネージャ プロトコルでは、レコーディングまたは再生時に VSE 要求を変更できます。
基本的に、このプロトコルは、要求に対してアクションのリストを適用します。 このウィンドウの[ActionList (アクション リスト)]セクションで以下のアクションを追加できます。
要求のデータの一部を、要求の別の部分にコピーします。
要求のデータの一部を、要求の別の部分に移動します。
要求からデータの一部を削除(クリア)します。
要求のデータの一部を保存し、そのグループのその他のデータ値を削除します。
どのアクションも、要求操作の、任意の引数、属性、メタデータ エントリ、または要求ボディのすべてに適用できます。 たとえば、Java(引数として XML ドキュメントを取る)を仮想化する場合、要求ボディに引数の値を移動またはコピーできます。これにより、その他のデータ プロトコルで引数を処理できるようになります。
注: 引数、属性、およびメタデータには、「保存」アクションが最も大きな意味があります。 これらの 3 つのグループの 1 つから特定の値を保存する場合、データ プロトコルのリスト内のいずれのアクションによっても参照されないそのグループ内のその他の値が削除されます。 1 つの引数を保存する場合、移動またはコピーの対象でない限り、その他の引数が削除されます。 この技術は、無意味な引数を削除する良い方法です。
また、各アクションは、その操作が指定した正規表現に一致する要求にのみ適用するように制限できます。
要求データ マネージャ DPH を含むレコーディング ウィザードまたはモデル エディタで、「保存」アクションまたは「削除」アクション、あるいはその両方を追加します。 [引数]/[属性]/[メタデータ]を選択し、名前として一致する正規表現を指定します。 また、[名前]となっているセルを[一致]に変更する必要があります。 DPH が実行されると、名前がパターンに一致する引数、属性、またはメタデータ リストで、項目がすべて保存されるか削除されます。 アクションに関する操作一致パターンを空のままにすると、すべての要求に影響します。
このトランザクションのリストでトランザクションをダブルクリックすると、トランザクションのコンテンツを示すダイアログ ボックスが表示されます。

要求データ マネージャ データ プロトコルを使用した JMS および MQ メッセージ プロパティの設定
レコーディングが完了した後、要求データ マネージャ ウィンドウを使用して、要求引数にターゲットの JMS メッセージ プロパティを追加します。 JMS メッセージ プロパティは、相関 ID などの標準 JMS プロパティに対する msg. プレフィックス、 およびカスタム メッセージ プロパティに対する msg.props. プレフィックス を持つ要求メタ データの下にあります。 要求引数にプロパティをコピーするには、ドロップダウン リストから[引数]を選択します。

MQ は同じ方法で動作します。
引数の代わりにステートフル セッション キーを設定するには、ドロップダウンから[セッション キー]を選択します。
単一の要求データ マネージャ データ プロトコルを使用して、任意の数の引数とセッション キーを同時に設定できます。
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