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Web サービス（SOAP ヘッダ）

SOAP ヘッダ データ プロトコル ハンドラは、SOAP メッセージのヘッダのエレメントを、仮想サービス イメージ内の要求の引数に変換します。 このデータ プロトコルは、SOAP メッセージを生成する任意のトランスポート プロトコル（通常は HTTP/S）と互換性があります。

SOAP ヘッダ データ プロトコルを使用するには、レコーディングまたは要求/応答ペアから VS イメージを生成します。 通常、HTTP/S トランスポート プロトコルを使用します。 要求側データ プロトコルとして、SOAP ヘッダ データ プロトコルを追加します。 このデータ プロトコルは、追加の設定を必要としません。

このデータ プロトコルは、SOAP ヘッダと SOAP ボディの両方の処理に SOAP データ プロトコルと共に使用できます。

引数には、XML の構造に基づいて名前が付けられます。

例

<soapenv:Envelope xmlns:soapenv="http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/">
<soapenv:Header>
<wsse:Security xmlns:wsse="http://docs.oasis-open.org/wss/2004/01/oasis-200401-wss-wssecurity-secext-1.0.xsd">
<wsse:UsernameToken>
<wsse:Username>username</wsse:Username>
<wsse:Password>password</wsse:Password>
</wsse:UsernameToken>
</wsse:Security>
<n1:ServiceControl xmlns:n1="http://localhost:8080/examples.xsd">
<n1:VersionID>2.0</n1:VersionID>
<n1:Asynchronous>
<n1:ReplyRequiredIndicator>false</n1:ReplyRequiredIndicator>
<n1:PassThroughData>
<n1:Key>InteractionID</n1:Key>
<n1:Value>444831</n1:Value>
</n1:PassThroughData>
</n1:Asynchronous>
</n1:ServiceControl>
</soapenv:Header>
...

この例は、以下の名前のエレメントに解析されます。

• Security_UsernameToken_Username
• Security_UsernameToken_Password
• ServiceControl_VersionID
• ServiceControl_Asynchronous_ReplyRequiredIndicator
• ServiceControl_Asynchronous_PassThroughData_Key
• ServiceControl_Asynchronous_PassThroughData_Value

重複したエレメントには、名前に _1、_2 などが追加されます。